こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!
先日羽田空港から福岡空港行のANA便を予約して、いざチェックインしようとしたら、ターミナルが違った!という落とし穴にハマりました。
年間50回近く飛行機に乗るわたしでもハマった、ANAとSFJ(スターフライヤー)の落とし穴について。
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目次
ANA福岡行とスターフライヤーの落とし穴
飛行機に乗り慣れ、羽田空港を使い慣れているはずのわたしが、なぜターミナルを間違えたのか、その理由を解説しておきます。
羽田空港には3つのターミナルが存在
羽田空港を使われる方はご存知の通り、羽田空港には3つのターミナルが存在し、それぞれ巡回バスが走っているほど、ターミナル間の移動には少し時間がかかります。
国際線ターミナルは分かりやすいですが、国内線の場合は、第1と第2、二つのターミナルが存在します。
とはいえ、基本的には、JAL系(JAL、スカイマークなど)が第1ターミナル、ANA系(ANA、エアドゥ、ソラシドエアなど)が第2ターミナルとなっているので、それほど複雑ではありません。
SFJ(スターフライヤー)は路線によってターミナルが異なる
しかし、唯一の例外、それがスターフライヤー航空。

羽田空港からスターフライヤーに乗る場合、行き先によってターミナルが異なります。
具体的には、北九州、福岡行きは第1ターミナル、山口宇部、関西空港行きは第2ターミナルとなっているんです。
ここまでは良いんです。もともとわたしも、スターフライヤーが行き先によってターミナルが異なることも知っていました。
それなのに、間違えてしまった。
ANAとSFJのコードシェア便の存在
エアライン業界には、コードシェア便(共同運航便)というものがあります。
一つの便を、2社(以上)の航空会社で共同運航するというものです。
簡単に説明すれば、①チケットを売る側の会社と、②実際に飛行機の運航(機体や乗務員)をする会社が別になっているのです。
例えば、チケットの販売はANAやJALですが、実際の運航はソラシドエアー、スターフライヤーであったり、スカイマークだったり。
ANAやJALからすれば、共同運航便を取り扱うことで、ANAとして、JALとしての便数を増やすことも出来ますし、マイル会員にとってもより多くの便でマイルが溜まるようになるので、メリットがあります。
コードシェア便であることに気づかなかった
わたしがターミナルを間違えた理由はここにあります。
ANAの公式サイトから、羽田空港発―福岡空港着の便を予約しましたが、ここでコードシェア便であることに気づかなかったんです。
ふだんもコードシェア便だと気づいていないことも多いんですが、ソラシドエアーやエアドゥならANAと同じ第2ターミナルなので、まったく問題ないんですよね。
ところがこのときは、スターフライヤー福岡便。
いつもと同じように羽田空港の第2ターミナルに到着して、いざチェックインをしようと思ったら、
受付できません。第1ターミナルで受付してください。
的なメッセージが表示されて、そこで初めてターミナルが間違っていることに気づいたのです。
そこからは、急いで第1ターミナルに向かい、なんとかギリギリで予約した飛行機に乗ることができました。
余裕を持って羽田空港に向かっていたから良いものの、もう少しギリギリで向かっていたら、アウトだったと思うとゾッとします。
ANAで羽田から福岡へ行く際はターミナルに注意!見分け方は?
ということで今回は、ANAで羽田空港から福岡空港行きを予約したのにまさかの第1ターミナルだったというわたしのトラブルについて書きました。
最後に、皆さんが同じようなトラブルに巻き込まれないように、ターミナル、つまりコードシェア便であるかどうか、の見分け方について。
ターミナル違いが起こるのは、ANA福岡行・北九州行のみ
調べてみましたが、わたしが陥ったようなトラブルの可能性があるのは、ANA羽田発、福岡空港行、北九州空港行のみのようです。
ただし、北九州行の便については、全ての便がスターフライヤー運行(2018年6月現在)なので、北九州行なら100%第1ターミナルということになりますので、便によって第1ターミナルと第2ターミナルが混在するのは、福岡空港行のみ、ということになりますね。
もっとも、今後ANAとスカイマークとのコードシェア便が出てくる可能性があります。スカイマークは2015年の経営破たん後、ANAの支援を受けて再建しており、再建計画時には、ANAとのコードシェアも視野に入っていたのです。(現在は先送りされている状態)
スカイマークは現在、全便第1ターミナルですから、コードシェアが実現すれば、同様のことが起こりえます。
コードシェア便・運航会社の見分け方
ANAの公式サイト・アプリから予約する場合、搭乗便を選択する画面で、見分けることができます。

ANA便の場合は、便名の数字が3ケタですが、コードシェア便の場合は、便名の数字が4ケタになり、かつ「SFJ運行」と記載されています。
SFJというのは、スターフライヤーの略称です。
でもこれって、SFJがスターフライヤーって分かってないと、意味わかんないですよね。
予約時の見分け方がこれだけなので、これだけでターミナルが異なることを判断させるって、ANAにしては不親切だなと感じてしまいます。
とりあえずは、ANA羽田空港発―福岡空港行はターミナルに要注意。そう認識しておくと良いと思います。