Excelでグラフ機能を使わずに視覚的にデータを見せる方法

こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!

わたしは仕事でExcelを毎日のように使っていますが、最近データからグラフを作成する頻度が減りました。

というのも、わざわざグラフを作成しなくても、Excelのある機能を使って、データを簡単に視覚的に表現できるからです。

今回は、意外と知らない人も多い、Excelの機能について。

セルの中にデータを視覚的に表現

今やビジネス経験のある人はもちろん、学生でもExcelでグラフを作った事はあると思います。

でも、意外と知られていないのですが、Excelにはグラフ機能以外にもデータを視覚的に表現する方法があるんです。

具体的には、

  • 条件付き書式(データバー)
  • スパークライン

という2つの機能です。細かい説明の前に、先に例を載せておきます。

条件付き書式を使った例(D列)↓↓
条件付き書式を使った例(D列)

スパークラインを使った例(G列)↓↓

スパークラインを使った例(G列)

厳密にはこれらもグラフの一種ではあるんですが、Excelのグラフ機能は使っていません。

Excelのグラフ機能との一番の違いは、セルの中にグラフを描いていることです。

条件付き書式(データバー)やスパークラインを使うメリットとしては、

  • サクッと作れ、簡単に傾向が確認できる。
  • グラフが場所を取らない。
  • セルとグラフの位置がずれないので見やすい。

などがあります。

では、それぞれの操作方法や特徴、向いている場面などについて解説します。

条件付き書式(データバー)

まずは条件付き書式(データバー)について。

Excelの対応バージョン

条件付き書式(データバー)は、Excel2007以降で使用できます。

ただし、正負のバーを反対に伸ばす機能は、Excel2010以降でのみ使用できます。
(Excel2007では使用できません。)

条件付き書式(データバー)の使用方法

  1. データバーを設定したいセル範囲を選択。
  2. [ホーム]→「条件付き書式」をクリック。
  3. 「データバー」をクリック。
  4. 好きなデザインを選ぶ。

条件付き書式(データバー)の使用方法

条件付き書式(データバー)が向いている場面

条件付き書式(データバー)はデータの数がいっぱいあるときに、どこが数値が高いのか、低いのか、どこが正の値でどこか負の値か、といったことを一目で把握するのに優れています。

例えば、2005年から2010年にかけての人口増減を条件付き書式(データバー)で表現してみます。

人口増減を条件付き書式(データバー)で表現

これだけで、

  • 地方で増えている都道府県はほとんど見られない
  • 北海道で人口の減少が激しい
  • 東京や愛知の人口は増えているが、大阪はそこまで増えていない

など、色々なことが分かりますね。

スパークライン

続いては、スパークラインについて。

Excelの対応バージョン

スパークラインは、Excel2010以降で実装された機能です。

残念ながら、Excel2007以前では使用できません。

スパークラインの使用方法

  1. スパークラインを設定したいセル範囲を選択。
  2. [挿入]→スパークラインニュー(今回は「折れ線」)をクリック。
  3. 110-5

  4. 「場所の範囲」に、グラフを挿入したいセルを選択。
  5. スパークラインの使用方法①

  6. デザインオプションを選択。
  7. スパークラインの使用方法③

    • 「表示」・・・マーカーを加えることができます。
    • 「スタイル」・・・線(スパークライン)の色、マーカーの色を変更できます。
    • 「グループ」・・・縦軸、横軸の設定を変更できます。

スパークラインが向いている場面

スパークラインは、時系列などの変化を表したデータで、どのような変化の傾向があるかを確認したり、得点の比較表について、どこが得点が高いか、低いかを確認するのに優れています。

例えば、1990年から5年ごとの人口増減をスパークライン(折れ線)で表現してみます。

人口増減をスパークライン(折れ線)で表現

これだけで、

  • 埼玉、千葉、神奈川では人口が増え続けている
  • 東京の人口増加は2000年以降

など、変化の傾向がよく分かるようになります。

スパークラインの種類

上の説明では「折れ線」を使って説明しましたが、スパークラインには他にも「縦棒」と「勝敗」があります。

「縦棒」は折れ線をそのまま縦棒グラフにしたような感じです。

スパークライン(縦棒)

「勝敗」は、正負の符号だけを表現したものです。

スパークライン(勝敗)

まとめ

Excelのグラフ機能は、グラフを自由自在にカスタマイズできるので、非常に便利な反面、作成に時間がかかったり、参照元のセルとグラフがずれるといったデメリットもあります。

データの傾向が確認できればOKの場合や、参照元のセルとグラフを合わせたい場合には、条件付き書式やスパークラインのほうがメリットが大きい場合もありますよ。

使える!と思った方はぜひ使ってみてください~。

では、今日も頑張らずに楽しんでいきましょう~!