教員志望”一筋”の人に教員(教師)になって欲しくない話

こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!

わたしは教育学部の出身なのですが、教育学部には、小さいときから先生に憧れて、そのまま一筋に教員を目指している人が結構います。

“一筋” というと聞こえがいいですが、実はわたしは、そういう人たちに教員になって欲しくないなぁと思っているんです。

今回は私がそう思う理由について。

教員に憧れるのは、ある意味当たり前

わたしは教員という職業に憧れをいだくのって、ある意味で当たり前だと思うんです。

かくいうわたしも、教員に憧れて教育学部に進学したタイプでした(笑)

知っている職業でなければ憧れない

すっごく当たり前の話をしますが、小学生でシステムエンジニアデータサイエンティストといった職業に憧れを持つことはまずありませんよね。

なぜかというと、その職業に今まで関わったことが無いし、そんな職業の存在自体を知らないからです。

小学生が将来なりたい職業ランキングTOP3は、

  • 男子
    1. サッカー選手・監督
    2. 野球選手
    3. 医師
  • 女子
    1. 医師
    2. 保育士
    3. パティシエ

だそうです。(引用:小学生が将来なりたい職業ランキング

TOP3圏外でも、警察官、マンガ家、テーマパークのキャストといった職業が見られます。

こういった職業って、自分が直接関わったことがあったり、テレビで見たりしたことがあるから、憧れを抱いているわけです。

教員はもっとも長く、深く関わった職業

そういう視点で見ると、教員というのは、学生にとってめちゃくちゃ関わりの深い職業です。

高校3年生であれば、18年間の人生のうち、小学校から数えて12年間もの間、週に5日間も顔を合わせているわけですから。

時には怒られたり、褒められたり、人生の教訓になるようなことを教わったり、自分の悩みを相談したり。

学生にとっては間違いなく、これまでの人生の中でもっとも長く、かつもっとも深く、関わってきた職業こそが教員なんです。

そう考えると、教員に憧れを持つというのは、すごく当たり前の話なんじゃないかと私は思うのです。

“一筋”という名の、視野の狭さ

わたし自身は、教員という職業に憧れて、教育学部に進学しましたが、教員採用試験すら受けることなく、一般企業に入りました。

決して教員という職業に幻滅したわけではありません。

大学に入ると、ゼミや就活中の先輩などを通じて、色んな情報に触れる機会が増えた結果、自分の興味の幅が広がり、「教員よりも、もっと面白い仕事がありそうだぞ?」と感じたからです。

わたしのように、教員以外の職業についてもある程度知ったうえで、最終的に教員を選ぶ分には、何の問題もないと思っています。

わたしが問題視しているのは、他の職業に一切目もくれず、学生の頃に抱いた憧れそのままに、教員になろうとしている、”視野の狭い” 人たちです。

視野が狭い人に教員になって欲しくない

わたしは教員という職業は、視野が狭い人がなってはいけない職業だと思っています。

確かに、各教科の授業に関しては、教えるべき内容はほとんど変わらないので、ある程度問題ないかも知れませんが、子供に教えるのは勉強だけじゃないですよね。

社会性を育むために道徳的なことを指導したり、社会に出てから活躍できる人間性を育てるのも重要な仕事です。

例えば今の子供たちは、両親が共働きである家庭が多く、小さいときからインターネットが身近にあり、ケータイやSNSで友だちと気軽に連絡を取り合うこともあります。

今の先生たちが子供の頃とは、時間の使い方や両親や友だちとの付き合い方もまるで違っているし、当然、そこに潜む道徳的な問題だってあるはずです。

そういった問題を教育者として取り上げるには、子供たちの間で何が起き、何が流行り、子供たちはどう考えているのか、その変化を知らなければ務まらないのではないでしょうか。

また、子供たちが卒業した後に迎える社会も、働き方、生き方はどんどん多様化し、結婚や子育てについての価値観も変わりつつある、変化の激しい時代です。

社会にどんな変化が起きているかを敏感に感じ取れずに、進路指導など出来るのでしょうか。

そう考えると、社会や子供の変化を敏感に感じ取れる視野の広い人でなければ、教員は務まらないと思うんです。

これから教員を目指されてる方はぜひ、少し視野を広げてみて欲しいなと思います。

視野を広げた結果、もっとやりたいことが見つかるかもしれないし、逆に「やっぱり自分は教員だ」という志望動機が強くなるかも知れません。

どちらにしても、損がないのです。

ということで今回は、「一筋」という名の「視野の狭さ」について思うことを書きました。

教員志望の人の話として書きましたが、同じようなことは例えば就活生全般にも言える話だと思っています。

知名度の高い、イメージのよい企業ばかり志望するなんて、視野の狭さの極みですから。

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では、今日も頑張らずに楽しんでいきましょう~!