“一途であること”が美徳とされる価値観について思うこと

こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!

日本では “一途であること” が美徳とされる価値観ってありますよね。

一つのスポーツを頑張り続ける、一つの仕事をやり続けて極める、一人の異性を追い続ける…みたいな。

でも私は、自分自身の経験から、この価値観にどうしても共感できないんですよね。

今回は、私が “一途” が良いことだとは思えない理由について。

“一途”は本当に良いことなのか

例えば企業の面接で学生が、

私は小学生以来、ずっと野球を続けてきました

というと、その人はプラスの評価をされることが多いのではないかと思います。

きっと、「意志が強く、一度決めたことを途中で諦めたり、投げ出したりしないで、やり遂げる力があるに違いない」、という評価に繋がるのでしょう。

実はこれ、私の話なんですよね(笑)

野球を続けてきて感じた一つの後悔

私は小学校から地元の少年野球チームに入って、中学・高校と野球漬けの日々を送り、大学2年生まで野球を続けました。

でも、私は野球という一つのスポーツを続けてきたことを、ある意味で後悔している気持ちがあるんです。

野球を続けてきたことは、全く無駄だとは思っていません。

ただ、大学3年生のある時、ふと冷静に自分を見つめたとき、

なんで自分は野球ばかりやっているんだろう?野球の他にも面白そうなこといっぱいあるじゃないか。

と思ってしまったんです。

そう考えたら、野球をこれ以上続ける意味が分からなくなり、結局それが10年以上続けてきた野球を辞めるキッカケになりました。

小学生の私に、両親が野球をやらせてくれたことには感謝をしていますし、10年以上も好きな野球をやってこれて、すごく良かったとも思っています。

でもただ一つだけ後悔していること。それは、視野が狭かったなということです。

視野が狭い結果“一途”になってないか

私は “一途に” 野球を続けてきました。

でも、いま冷静に考えると、ただ野球が大好きだったから一途にやってきたのかというと、正直そうでは無かったと思います。

野球以外の情報に触れる機会が極端に少なかったから、野球以外のことへの興味を持てなかったんだと思うんです。

つまりそれは、言い方を変えれば、野球しか見えておらず、視野が狭かったということ。

タラレバ論をしても仕方ありませんが、もしかしたら野球以上に自分が興味を持って打ち込めるものや、自分の才能が発揮されるものがあったかも知れません。

そう考えれば、一途であったことで、むしろ機会の損失をしていたかも知れないのです。

私の野球の話に限らず、例えばテレビなどで、初恋の人を10年間ずっと追い続けてついに結婚した、みたいなエピソードって、常に美談として紹介されますよね。

もちろん、念願かなって良かったね、という話ではあるのですが、同時に、初恋の人だけを追い続けて結婚って、視野が狭すぎやしないか?と私は思ってしまいます。

遊び過ぎもどうかと思いますが、適度に色んな異性と付き合った経験があるほうが、自分にとって人生のパートナーにふさわしいと思える異性を選ぶことが出来るのではないでしょうか。

就職活動でも同じことが言えます。

例えば小さい時からずっと抱いてきた憧れのままに学校の先生を目指す、みたいな人の中にはただ視野が狭い結果、そうなっているだけの人が結構いると感じています。

知らない業界や企業には、当然興味を持つことなど出来ません。

でも、逆に言えば、まだ知らない業界や企業の中に、自分が行きたい!と思えるところがあるかも知れないわけです。

だから就職活動では、最初から業界を絞らず、広く興味の幅を広げたほうがいいと私は考えています。

このように、あらゆることに言える話ですが、視野が狭い結果としての “一途” は単にリスキーな選択をしているだけだと思うんです。

興味ややりたいことはブレて当たり前!

私は野球こそ一途に続けてきましたが、本来はコロコロと気が変わりやすい性格です。

教師になろうと思って教育学部に入りましたが、比較的すぐに教師になりたい気持ちは消えてしまいました。

その後、あれになりたい、こんな仕事がしたい、という気持ちはどんどんと変化し、就職活動をする中でも、こういう業界に行きたい、やっぱりこっち! と常にぶれまくりでしたね(笑)

最終的には一般企業に入ることになりましたが、結局今でも、やりたいことは日々少しずつ変化してきています。

以前は、そんな自分に対して、「自分には決まった意志がないのか?」と、責めるような気持ちがありましたが、今ではそんな自分を100%受け入れています。

だって日々、色んな新しい情報に触れ、興味が刺激されるんですよ?

やりたいことなんてブレブレで当たり前じゃないですか?!

今ではそう考えています。

“やりたいことは変わる”からオリジナルになる

私は10年も20年も、やりたいことが変わらないなんてことは稀有だと思います。

そう考えるとやはり、 “一途が美徳” という価値観は、私には共感ができません

日本では、一度決めた選択は覆さないのが美徳という風潮がありますが、もし他にもっとやりたいことが出来たら、積極的にやってみるべきだし、そのために決めたことを覆したっていいと思うんです。

世の中には、大学から新しいスポーツに挑戦して成功している人だって、タレントから実業家や政治家に転身して成功している人だっていっぱいいます。

会社員でも、全く別の業界に転職して成功しているような人も多いです。

むしろそうやって、やりたいことを常に追い求めていくからこそ、他の人に真似のできない、オリジナルのキャリアになっていくのではないでしょうか?

今回は、“一途” とは名ばかりの視野の狭い件について、警鐘を鳴らしてみました。

では、今日も頑張らずに楽しんでいきましょう~!