こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!
先日、テレビを見ていたときに思いました。最近のテレビショッピングってなぜこんなにうさん臭いんだろうって。
今回は、テレビショッピングがうさん臭く感じられてしまう理由について書いてみたいと思います。
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目次
うさん臭い番組とそうじゃない番組
テレビショッピングがうさん臭いと感じるのは、きっと私だけじゃないと思います。
私は特に最近、うさん臭い番組が増えたような気がしています。
最もうさん臭いと感じるのは、
芸能人や有名人がやたらと出てきて、「わー!すごーい!」「オススメです~!」とか言ってる番組です(笑)
バラエティ番組やニュース番組の間に挟まって、出演者もスタジオセットも変わらないパターンにも、うさん臭い番組が多いです。
もう、気持ち悪いとしか思えないんですよね(笑)
一方で、買うかどうかは別として、
私がうさん臭いと感じないテレビショッピングがあります。それは、ジャパネットたかた。
うさん臭いテレビショッピングとそうじゃないテレビショッピング。
いったい何が違うんだろう?って考えてみました。
なぜ、うさん臭いと感じるのか?
まず、私がうさん臭いと感じるテレビショッピングの特徴を挙げてみます。
- 芸能人や他の番組のスタジオセットを使っている
- 芸能人がその場で使った感想を述べる
- 実際に使ってみた人の感想VTRが入る
それぞれについて、少し掘り下げてみたいと思います。
芸能人や番組のスタジオセットを使っている
最近特に多いと感じるのが、ニュース番組やバラエティ番組の間に、スタジオセットも出演者も変えずに挟むことで、
番組の一部に見せかけたようなテレビショッピングがあります。
こういう番組を見ると、一時期食べログで問題になった
ステマ(ステルスマーケティング)的な要素を感じてしまいます。
ステルスマーケティング(英: Stealth Marketing)とは、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。略称はステマ。(中略)ステルスマーケティングは、自身の身元や宣伝が目的であることを隠して行われることにより、消費者をだます面や消費者に不利益をもたらす面を持つため、国によっては法により規制されている。
引用:Wikipedia
想像するに、テレビショッピングって一方的にセールストークを発信する販売手法なので、あまり宣伝がましく見せないようにするためにやっているのだと思います。
でも、
私は逆に思いっきり “やらせ” の空気を感じてしまうんですよね…。
芸能人がその場で使った感想を述べる
たいてい芸能人が出演しているテレビショッピングでは、
芸能人がその場で使って感想を述べたりしています。
わー!これ、すっごーーい!
「あの好きな芸能人がオススメしているなら」という理由で惹かれる人も多少はいるのかも知れません。
でも、芸能人は俳優でなくてもある程度演技の上手な方は多いですし、スポンサーからのお金の流れなどもきちんと理解しているはずです。
そう考えると、
芸能人がテレビショッピングで語る感想は、とことん信用性がないと思ってしまうんです。
中には演技が下手すぎて半端じゃない “やらせ感” を漂わせている人もいますけどね(笑)
いずれにしても私は、芸能人の感想なんて聞いても全く買う気にならないんですよ。
実際に使ってみた人の感想VTRが入る
芸能人の感想だけでなく、
実際に使ってみた人の感想のVTRが入るケースも結構多いですよね。
あれも信用性はほとんど無いと思っています。
だって、だいたい紹介されるのは、1人か2人程度の感想ですが、実際にはその何倍もの人に使ってみてもらっているはずですよ。
使える感想が無かったら困りますからね。
当たり前の話ですが、
広告として使える感想を抜粋して伝えているわけだし、小さい文字でもちゃんと書いてある通り「感想には個人差が…」あるわけですから。
やはり信用に足るものではないと私は感じてしまいます。
ジャパネットがうさん臭くない理由
このようにテレビショッピングのうさん臭いと感じる要素を掘り下げていくと、
ジャパネットにうさん臭さを感じない理由も見えてきます。
きちんと宣伝の顔をしている
ジャパネットたかたは、例え番組の間に挟まっていたとしても、番組の一部のような顔はしておらず、ジャパネットたかたという、
いい意味できちんと宣伝の顔をしています。
その上、ジャパネットたかたには基本的に芸能人は出演せず、高田明氏を始め社員がプレゼンターをしていますね。
そのため、いい意味であくまで宣伝だと感じられるので、ステマややらせを疑うことがありません。
感想よりも、機能とベネフィットを示す
ジャパネットたかたでは、それほど出演者や使用者の感想は出てきません。(たまに高田氏の個人的な使用実感が出てくる事がありますが)
その代わりに、その商品の
機能と、機能から得られるベネフィット(消費者にとっての価値)をアピールに力を入れているように感じます。
例えば、カメラなら○○万画素とか、WiFiで画像を送れるとかいった機能と、撮った写真とメールやSNSで簡単にシェア出来るといったベネフィットです。
こういった機能やベネフィットは、誰かの感想と違って客観的なものなので、信頼しやすい情報なんですよね。
だから、ジャパネットたかたはうさん臭さを感じられないんだと思います。
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最後に
私が思うに、うさん臭いと感じる系のテレビショッピングは、立ち位置が中途半端なんじゃないかと。
例えば、テレビでも、芸能人が本人が愛用している商品を紹介する、というような番組作りであれば、それほどうさん臭さは感じません。アフィリエイトのような感じですね。
(まあ、もちろん本当に愛用しているなら、という前提ですが)
アフィリエイトのような感じにするか、ジャパネットたかたのように、ステマ臭を一切消したショッピング番組にするか、どちらかに振ったほうがいいんじゃないかと思うんですよね。
今回は、テレビショッピングについて感じたことを書いてみました。