こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!
Excelの操作中に誤ってF1キーを押してしまい、ヘルプが立ち上がってイライラした経験ありませんか?
私はマクロを使って、F1キーを押しても、ヘルプが立ち上がらないようにしています。
マクロといっても、全く難しいものではありません。
今回は、ExcelでF1キーを無効にする方法について。
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F1キーの押し間違いでイライラ
キーボードの右上のほうにあるF1キーは、ヘルプやサポートを開く機能が割り当てられています。
もちろん、本当にヘルプを開きたい時には、便利なショートカットなんですが、特にExcel作業中には、間違って押してしまう可能性が最も高いキーでもあります。
なぜかというと、F1キーはそもそも小さい上に、その両となりに使用頻度の高い、
- 半角/全角キー
- F2キー
があるからです。
半角/全角キーは、その名の通り、半角入力と全角入力を切り替えるためのキーです。
特にExcelでは、数値は半角で入力する必要がありますので、必然的に押下する機会が多くあります。
また、F2キーはExcelでは、選択中のセルを編集状態にするためのキーですので、セルに入っている数字を編集したり、関数をチェックするためにも、押下する機会が多くあります。
つまり、この2つのキーに挟まれたF1キーはめちゃくちゃ押し間違えやすいキーなんですよね。
ちょっと他人事っぽく書いてしまいましたが、かくいう私もF1キー押しまくりです(笑)
押し間違えてF1キーを押し、Excelヘルプが立ち上がると、どうしても作業が中断されます。
これ、超イライラするんですよね(笑)
↑必要ありません!!(笑)↑
コンサルタントや投資銀行のアナリストの中には、F1キーをキーボードから外してしまうツワモノもいるらしいです!
もう物理的に押せなくするわけですね(笑)
まあさすがにそこまでしなくても、押し間違いは時間のロスにもなるので、ヘルプが出てこないようにF1キーを無効化するのが私のオススメです。
では、ここからは具体的な方法について解説します。
1.マクロブックを作成する
- Excelの新規ブックを立ち上げます。
- [表示]タブから[マクロ]をクリックし、プルダウンから[マクロの記録]を選択します。
- 「マクロの保存先」を「個人用マクロ ブック」にして、OKをクリックします。
- 一度、右上の × を押してExcelを終了します。
その際「‘Book1’への変更を保存しますか?」には、「保存しない」を選択します。
「個人用マクロ ブックの変更を保存しますか?」には「保存」を選択します。
これで、一つのめの工程は終了です。
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2.マクロを編集して登録する
- 「C:\ユーザー\(アカウント名)\AppDate\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART」のフォルダを開きます。
※「AppDate」フォルダが見つからない場合は、隠しファイルの設定になっている可能性がありますので、Windows の隠しファイルや隠しフォルダーを表示する方法をご確認ください。
- フォルダ内にある「PERSONAL.XLSB」ファイルを開きます。もし、どのプログラムで開くかを聞かれた場合は、Excelを選択します。
- [開発]タブから「Visual Basic」をクリックします。
※[開発]タブが見当たらない場合は、非表示設定になっている可能性がありますので、[開発] タブを表示する方法をご確認ください。 - 画面の右上にある「標準モジュール」の左にある[+]を開き、「Module1」をダブルクリックします。
- 右側に並ぶマクロの記述を全て選択し、次の記述に書き換えます。
Sub auto_open()
Application.OnKey “{F1}”, “” ‘ F1キーを無効化
End Sub - 「ファイル」→「PERSONAL.XLSBの上書き保存」をクリックします。
これで作業は全て完了です。
開いているExcelファイルは一度全て閉じ、新しいファイルを開いた上で、F1キーを押してみて、無効になっていることを確認してみて下さい。
無効になっていれば、もう押し間違えても大丈夫です!
もし、本当にヘルプが開きたくなった場合は、Excelの右上にある?マークをクリックすれば開くことが出来ます。
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