こんにちは。適応障害経験のあるブロガー、ユージーン(@Eugene_no2)です!
意外と知られていませんが、ストレスと栄養の間には大きな関係があります。
栄養不足によって、ストレスが増大することもあれば、栄養改善によって、ストレスを軽減し、うつ病を予防できる場合もあるのです。
今回は、そんなストレス解消と食べ物(栄養)のお話。
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ストレスは食べ物(栄養)によって解消できる
うつ病や、その手前の状態と言われることもある適応障害の主な原因はストレスです。
2015年12月からストレスチェックが義務化されたこともあり、今、ストレス対策は大きな注目を集めています。
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ストレスチェック制度義務化のポイントと問題点まとめ : No.2宣言![]() 2015年12月1日より、メンタルヘルス不調を未然に防ぐ目的で、職場でのストレスチェックが義務化されました。… |
ストレス耐性という言葉がありますが、ストレスに耐えるという考え方よりも、ストレスをうまくコントロールすることが重要です。
でも、ストレス対策って、簡単じゃないんですよね。
職場や近所付き合いなど、ストレスの原因が分かっていたとしても、環境を変えるのはそう簡単なことではありません。
会社で責任ある立場にいれば、逃れられないストレスもあるでしょうし。
かと言って、ストレスを受け流す考え方を身に付けるという方法もありますが、これもすぐに体得できるものではないと思います。
運動習慣も、一つのストレス対策になりますが、新たに習慣を作るのはそれなりに大変なことです。
そんな中で、最も簡単に、しかもすぐにでも実践できるストレス対策こそ、栄養改善だと私は思っています。
栄養なんてストレス対策にそれほど効果があるの?と思われるかも知れませんが、人間の体には本来ストレスから身を守るための機能が備わっています。
その機能を最大限発揮させることが出来れば、それは大きなストレス対策になるんです。
そしてその機能を発揮させるためには、十分な栄養が必要です。
ストレス対策に効果的な栄養素とは?
栄養改善がなぜストレス対策になるかというと、
- 人間の体はストレスを感じると、いつも以上に栄養素を消耗してしまう
- 栄養が不足すると、より一層ストレスを感じやすくなってしまう
- 栄養が十分に取れていることで、ストレスを抑制する働きが活発になる
といった理由があるからなんです。
では、ここからはストレス対策に効果のある主な栄養素をまとめていきます。
ビタミンB1
ビタミンB1は、脳神経系の正常な働きを保つ働きをしていますが、過労やストレスを受けると、体内で大量に消費されてしまい、不足してしまいます。
ビタミンB1が不足すると、神経の働きに異常が出るため、うつ気分、イライラ、めまい、不眠症といった症状になりやすくなるんです。
ビタミンB1が多く含まれる食品・・・豚肉、うなぎ、米ヌカ、玄米ご飯、穀類のはい芽、柑橘類、たらこ、大豆、ナッツ類など
ビタミンC
私たちの体はストレスを受けると、副腎皮質ホルモンと呼ばれる、イライラや不安感を抑制するホルモンを分泌します。
このホルモンによって、体の正常な働きを保とうとするのです。
そして、このホルモンの合成に使われるのが、ビタミンCなんです。
なので、特にストレスの多く抱えている人は、ビタミンCがたくさん必要になります。
ビタミンCが多く含まれる食品・・・果実(特にかんきつ類やイチゴ)、野菜、芋類など
たんぱく質
私たちの体はストレスを受けると、たんぱく質を多く消耗してしまいます。
特にたんぱく質は生命の維持に関わる重要な栄養素なので不足すると体に悪影響を及ぼします。
そのため、ストレスが多い人は、たんぱく質を積極的に必要があります。
また、たんぱく質には、ビタミンCの働きをサポートする働きもあるので、ストレスを緩和するのにも役立ちます。
たんぱく質が多く含まれる食品・・・肉類、魚介類、卵、大豆、乳製品など
カルシウム・マグネシウム
カルシウムには骨を強くするだけではなく、神経の興奮を抑えて、ストレスを解消する働きがあります。
逆にカルシウムが不足すると、イライラしてしまう原因となります。
また、カルシウムは、それだけでは効率的に体内に吸収されないため、マグネシウムと一緒に摂取する必要があります。
カルシウムが多く含まれる食品・・・乳製品、小魚、海草、大豆、緑黄色野菜など
マグネシウムが多く含まれる食品・・・アーモンド、ごま、あおのり、ひじき、小麦胚芽、大豆製品など
さて今回は、ストレス対策に効果のある主な栄養素についてまとめてみました。
例えば次に挙げる食品などは、ストレス対策に効果のある栄養素を重複して取ることが出来ます。
- 豚肉(ビタミンB1、たんぱく質)
- かんきつ類(ビタミンB1、ビタミンC)
- 緑黄色野菜(ビタミンC、カルシウム)
- 大豆(ビタミンB1、たんぱく質、カルシウム、マグネシウム)
- アーモンド・ナッツ類(たんぱく質、カルシウム、マグネシウム)
- 乳製品(たんぱく質、カルシウム)
- 海藻類(カルシウム、マグネシウム)
ストレス対策をしたいという人はぜひ、こういったものを積極的に食生活に取り入れてみることをオススメします。
例えば、朝食に納豆(大豆製品)、ヨーグルト(乳製品)、100%のかんきつ系ジュースを取り入れるとか、夕方のおやつとして、アーモンドなどのナッツ類をスナック菓子の代わりにするなどが、比較的簡単に取り組めるのではないでしょうか?
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