就活生の「社会貢献がしたい!」に感じた違和感。社会貢献は当たり前です

こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!

以前、就職活動の相談に乗っていた学生からこんなことを言われました。

私、社会貢献がしたいんです!だからNPOも就職先に考えていて…

今回は、私がこの学生の「社会貢献がしたい」という言葉に感じた違和感について。

社会貢献=NPO(非営利)じゃない!

社会貢献がしたいというのは、すごくまともな考えですよね。私もしたいです。

ただ、その学生の話を聞いていると、社会貢献が出来るのはNPOだ、だからNPOに入りたい、と考えている様子でした。

私が感じた違和感の全てはここにあります。

世の中のあらゆる仕事は、社会貢献

私は、NPOではなく、一般企業(営利企業)で働いています。

しかし、自分で言うのもなんですが、自分の仕事は“社会貢献になっている”と思っています。

仕事には2つの側面があると思うんです。それは、

  • お金を稼ぐこと
  • 世の中に対して価値を生みだすこと

つまり、どんな仕事であれ、仕事をするということは、世の中に価値を生み出す行為そのものなんです。

世の中に価値を生み出すということは、社会に対して何らかの貢献をしているということです。

その対価として、お金をもらえるわけです。

当たり前のことですが、これを理解していない学生は、意外に多いように思います。

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BtoC(生活者が相手)の業界が分かりやすいと思います。

例えば、鉄道会社航空会社は人々の移動や物流のインフラを作り、維持することで、社会に必要不可欠なインフラになっていますよね。

食品メーカーは、より美味しく、安全で、健康によい食品を生産することで、社会を豊かにしています。

新聞社テレビ局は、世の中の重要なニュースを配信したり、あるいは人々が楽しく時間を過ごせる娯楽を提供したりすることで、社会に価値を生み出しているわけです。

また、私たち生活者とは直接つながりのない、BtoCの業界(例えば原料メーカー、広告会社、システム会社、コンサルなど)だって、生活者に価値を提供するBtoCの企業の下支えをすることで、社会に貢献しているわけです。

もちろん、公務員も言わずもがなです。

生活者をだましたり、脅したりするような悪徳業者は、社会に貢献しているとは言えないですが、NPOも含めて、あらゆる仕事は社会貢献であると、私は思っています。

どんな社会貢献がしたいか=志望動機

私は、先ほどの学生に、ここまで書いたようなことを伝えた上で、

社会貢献がしたいのは、ある意味当たり前だから、どんな社会貢献がしたいのか、もっと突き詰めて考えてごらん?

と、アドバイスしました。

おそらく、社会貢献がしたいと言う人は、きっと社会的な課題に対して関心を持っている人だと思うんです。

例えば、貧困、児童虐待、少子高齢社会、自殺、地球温暖化…

きっとそういう課題を解決したいと思っているからこそ、「社会貢献」という言葉が出るんだと思うんですよね。

だからそれを突き詰めて考えれば、まさしく志望動機になるはずだと思います。

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どんな仕事をするか、の前に、仕事をする上でのビジョンがとても大事だと思うのです…

NPOに決めつけるのは賢くない

私は、就活をするときに、最初からNPOか営利企業かなんて、考える必要は全くないと思っています。

自分がやりたいことを突き詰めて結果、それが実現できる企業・団体が、たまたまNPOかも知れないし、営利企業かも知れないし、もしかしたら公務員かも知れない

ただそれだけだと思うんです。

例えば、ケアプロ株式会社という会社があります。

この会社は、見ての通り、株式会社です。

では何をやっている会社でしょう?

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画像:ケアプロより

ケアプロは、経済的理由などから定期的な健康診断を受けられず、発見が遅れるために生活習慣病が重症化してしまう「検診弱者」を救うため、500円で血液検査が受けられる「ワンコイン検診」という事業を核にする会社です。

実際にやっていることは、NPO(非営利)がやっていてもおかしくない事業ですよね。

例え、社会的な課題に真摯に取り組んでいる営利企業だってあるんです。

最初からNPOに絞っていては、こういう企業を見逃してしまうことにもなり兼ねません。

ぜひ、幅広く、まずはやりたいことを突き詰めてみることをオススメします。

NPOに興味がある人は、まずNPOとは何なのか、勉強してみることをオススメします。

では、今日も頑張らずに楽しんでいきましょう~!