心の健康を携帯、PCでチェックできる「心の体温計」を使ってみた

10月1日より埼玉県春日部市が、携帯電話やパソコンからストレス度をチェックできる「こころの体温計」の運用を始めたとのことです。

春日部市民ではありませんが、個人情報を登録することなく、無料で使えるということなので、早速使ってみましたので、レポートしたいと思います。

心の体温計 トライアルレポート

心の体温計(春日部市)

まずはトップページ。

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めちゃめちゃシンプルですね。他意はありませんが、行政のページって感じです。

早速「チェック開始」してみます。

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属性情報を入力すると、メインページに飛びました。

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いろいろとメニューがあるようですが、今回は、自らのこころの状態を知る 「本人モード」を試してみます。

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ストレスチェックの項目を入力していきます。

①~④は、非常に○○ ~ ない まで4段階で答えていきます。

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続いて、落ち込み度チェック。

こちらも、「はい」「半分以上」「半分以下」「いいえ」の4段階で答えていきます。

すると、結果が・・・

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!!??

結果が出ました・・・。うん、かわいいですね(笑)

下にスクロールすると、解説?が出てきます。

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なるほど。これを見ながら診断結果を解釈していくのですね。

診断結果によると私は、対人関係のストレスや家庭環境のストレスは無いようですが、社会的ストレスや気分の落ち込みがやや見られるそうです。

いや、これ正直自分でそれを考えながら答えているんで、まんまですね・・・。

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最後に、相談先の一覧が出てきました。

「心の体温計」を使ってみての感想

ここまでかかった時間は、ものの数分です。

今回はPCで回答しましたが、スマホやガラケーからでも回答できます。

手軽に心の状態を診断できる、という意味では手軽ですし、操作もシンプルですし、ガラケーから回答できるようにもしているようですので、これ以上ないかも知れません。

ですが、診断内容については、残念ながら正直イケてないと思います。

第一に、結果の解釈が分かりづらいです。

自分の病気などのストレスを赤金魚、対人関係のストレスを黒金魚、住宅環境のストレスを金魚鉢のヒビなどで表現、ストレスの程度が上がるごとに、赤金魚がけがをしたり、黒金魚が攻撃的になり、水が濁っていく、という事らしいのですが、明らかにビジュアルを重視しすぎだと思います。

ビジュアルを重視し過ぎて、初見では、診断結果の情報が入ってきません。

本末転倒な感じがします。

第二に、結果を解釈した後、どうすればいいのか分かりません。

各種相談先のリンクがついているものの、そもそも診断結果は、ストレスや落ち込み度のレベルが示されているだけに過ぎませんし、そもそも総合結果のようなものもありません。

この診断結果を見て、普段から気をつけよう、のレベルなのか、すぐに相談したほうがよい、のレベルなのか、分かるでしょうか。

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気軽に自身のストレス状態が診断、管理できるサービスを行政が提供するのは素晴らしいと思いますが、診断できることが目的になってしまっていないでしょうか。

自分のストレス状態を診断できることで、「今後こういうことに気をつけよう」とか、「本格的に体調を崩す前に相談してみよう」とか、メンタルヘルスの不調を未然に防ぐことが本来の目的ではないのでしょうか。

今時点では、限界なのかも知れません。

今後、改善されていくことを期待したいと思います。

ユージーンでした。
では今日も楽しんでいきましょう。 

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