彼女のキャリアの特徴は、とにかく「やりたいと思ったことをとことん本気でやる」というスタイルに尽きます。
私は、多くの人にとって、やりたいことを仕事にすることが理想だと考えていますが、彼女はまさにその理想を現実にしている人物だと思います。
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「やりたい」「楽しい」から挑戦する、という生き方
中澤さんは、学生時代にケータイショップで働いた経験から、「もっとこんなケータイを作ればいいのに」という思いから、「ケータイを作りたい」と言って、カシオに入社したそうです。
皆さんの多くも、「やりたい」と思ったから、今の仕事をしているんです・・・よね?
しかし、その後カシオはケータイ事業を解散することになり、中澤さんのいたチームは離散・退職を余儀なくされたのだとか。
そんな中、中澤さんは「皆が笑って昔話をしたり、何か新しいことができたり、集まれる場所を作りたい」という想いから、中澤さんは秋葉原にカフェをオープンします。
その後、SIMロックフリーとなったことをきっかけに再び、オリジナリティを出して「スマートフォンを作りたい」という想いが芽生え、電化製品ブランド「UPQ」を立ち上げることになります。
ものすごく簡単に書いてしまいましたが、カフェはわずか1か月で開業し、今でも行列必至の人気店。
UPQも、スマホを作りたいと思った当日には「中国で工場を探そう」まで決まっていたというから、尋常じゃない行動力の高さが伺えます。
行動力の高さも素晴らしいのですが、私がこのブログで特に注目したいのは、彼女の仕事に対するモチベーションが、常に「やりたい」「楽しい」になっている、という点です。
彼女は、CAREER HACKの取材で、
私の仕事は本気の趣味ですね。全てを懸けてやる趣味だと思います。物事をお金では見ていなくて、楽しいか、楽しくないか。「苦しい」も「楽しい」の一部として考えられることしかやりたくないです。
と語っています。
今の日本で、現実に、「やりたいことを仕事に出来ていますか?」と聞いたら、どれだけの人が自信を持って「はい」と答えられるでしょうか。
中には、「やりたくない仕事をやる人がいるから、世の中は回るんだ」とか「やりたいことを仕事にすることなんか出来ない」、と思っている人もいると思います。
でも中澤さんの生き方を見ると、そんな事はただの言い訳だと、思えてしまいます。
彼女を見ていると、やりたいを仕事にすることは絶対に実現できることなんだな、と感じてしまいます。
あとは、本気度の問題。
中澤さんの言葉でいうと「命を懸けて」やれるかどうか。
それが行動力につながるのでしょう。
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私にも、やりたいことはたくさんあります。
でもまだ本格的に動いていない、ということは本気度が足りないのかと、記事を書きながら少々めげた金曜の夜。
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