【働き方図鑑】#003 長野に住みながら週3日だけ東京で勤務!電機メーカー企業に勤務する契約社員

※【働き方図鑑】では、多様な働き方やワークライフバランスを実現する人、ビジョンをもって幸せに働く人を取り上げていきます。
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今回取り上げるのは、長野に住みながら、ソニーに努める契約社員として、週に3日東京で勤務する、という津田賀央さん。

 
津田さんは大学を卒業後、東急エージェンシーでプランナーとして活躍後、ソニーに転職し、ビジネス戦略から商品/サービスのUX、各種機能の企画などに携わっています。
しかし、津田さんは通常のソニー社員とは異なる、特殊な働き方をしています。
そもそも津田さんは現在、東京ではなく長野在住なのです。

家族で訪れたキャンプで八ヶ岳に惚れ込んだ

津田さんはもともと長野に住んでいたわけではありませんでした。
山が好きだった津田さんは、あるとき家族でキャンプに訪れた八ヶ岳に、惚れ込んでしまい、八ヶ岳で生活したい、と考えるようになったのだとか。

 

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八ヶ岳の風景(画像:SPOT LABO

当時、八ヶ岳のある長野県諏訪郡富士見町では、一軒家や小さなビルなどの居住可能な空き物件を、住居兼オフィスとしてフリーランスの方や都心の中小企業に貸し出し、テレワークを推進する、「テレワークタウン・ホームオフィス計画」というプロジェクトを実行中でした。
それを見つけた津田さんは、富士見町へ、自分も移住しつつ、その計画をプロデュースさせてほしいというメールを送ったそうです。
津田さんは、八ヶ岳で生活し、八ヶ岳から東京の仕事をしようと決意を決めたのです。
そこからは、勤めていたソニーとの契約形態を、正社員から契約社員へと移行し、週3日働くという形で会社勤務は続けながら、長野県富士見町に拠点を移す、というワークスタイル(ライフスタイル)を確立したのです。
ちなみに、津田さんの住む富士見町から東京までは、2時間半ほどで行けちゃうそうです。
もちろん、ソニーの仕事の他に、個人のプロジェクトとして、「富士見町テレワークタウン計画」のサポートを続けています。
津田さんは、
といいます。まさに新しい働き方ですね。

デュアルライフ実現へ向けた課題

津田さんのような働き方はデュアルライフと呼ばれますが、フリーランスならまだしも、会社員でありながらのデュアルライフの実現は、決して誰にでも出来るわけではないでしょう。
今の会社の仕事を続けながら、移住するというのは、セルフマネージメントの徹底、仕事相手とのコミュニケーションなどにおいて相当に気を遣う必要があります。
移住せずともテレワーク全般に言えることですが、評価の方法も難しく、そもそもそのような働き方を、会社が許してくれるか分かりません。
そうまでしてでも会社に残って働いてほしい、という信頼と実績も条件になってくることでしょう。
当然、通常の雇用形態の形をとることは難しいので、正社員ではなく契約社員、という形になります。
イケダハヤトさんのように、地方へ完全移住という選択肢もありますが、津田さんのようなデュアルライフという働き方も、今後少しずつ広がっていくのではないでしょうか。
ユージーンでした。