就職活動の馬鹿げた事実。いっそ、卒業後3年くらいはモラトリアムでいいじゃんと思う

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こんにちは。ユージーンです。
私は新卒一括採用には反対の立場なのですが、今日はそのことについて考えてみたことを書きます。

就活と入社後の馬鹿げた事実

毎年多くの人が、大学3年生~4年生にかけて就職活動をし、卒業後の4月1日から正社員として働き始めます。
ところで皆さんは、次の2つの事実をご存知でしょうか。
経験した方はご存知と思いますが、就職活動は、学生にとってとても負担の大きいものになっています。
どうして就職活動はつらいのか
」の著者、双木(なみき)あかりさんの言葉を引用します。
 「就活を終えても、なぜあれほどつらかったのかよく分からなくて。この体験を整理するまでは気持ちに落としどころがないと思いました。周りもみんな苦しんでいたし、これが来年も再来年も続いていくことが信じがたかったんです」
(出典:We・就活:つらさの正体、本に 自分から距離置いて)
苦しい思いをして就職活動で内定を勝ち取って、それなのに、そのうち4割を超える人はその会社に入ったことを後悔して、3割を超える人が3年以内に辞めていく。
馬鹿げていると思いませんか?
就職活動っていったい何なんだ?って思うのは、私だけではないはずです。
先ほど挙げた調査では、入社した会社について後悔している理由の上位は、
□ 自分のやりたいことが明確に定まらないまま就職活動を進め、入社してしまった(51%)
□ 業界や企業研究が十分でなく、入社後にギャップが生じた(50%)
となっています。


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出典:ITmedia ビジネスオンライン

つまり、学生では自分のやりたいことは明確に分からないし、その企業に入ったらやりたいことが出来るのかどうかも分からないのです。
更に言えば、今の日本では卒業までに内定先が決まっていなければ、落ちこぼれの烙印を押されてしまいますから、自分がしっくり来ていなくても、とりあえず内定をもらった会社に入らざるを得ません。
そりゃあ、後悔するのも、当たり前ですよね。

卒業後にモラトリアム期間があったほうがいいのでは

じゃあどうすればいいか、というのは難しい話ですが、少なくとも、新卒一括採用→一括正社員入社という今の仕組みは全く機能的じゃないと思います。
例えばですが、卒業後3年くらいは、モラトリアム期間を設けたらいいのではないでしょうか。
ここで言うモラトリアムとは、学生を続ける、とかニートになる、という事ではありません。
正社員ではなく、派遣社員やインターンシップなどで、まずは興味のある仕事をいくつか経験する期間を設ける、という意味です。
その3年間があれば、自分がやりたいこともある程度明確になるとも思いますし、実際に仕事をしてみることで、自分のイメージと企業で働くことのギャップも生じにくくなると思います。
色々体験しつつ、どの企業で働いていくかを決めていけばいいんじゃないかと思うのです。
現在、多くの企業が新卒の学生の採用について、卒業予定であることを応募条件に加えています。
卒業予定であることと、卒業後3年以内であることに、さほど違いがあるとは思えませんので、応募条件も、卒業後3年以内などとすべきだと思います。
リクルートは、30歳以下は新卒、というスタイルを打ち出していますが、多くの企業が、卒業後数年以内なら「新卒」と同じように扱うようになれば、モラトリアム期間を設けることも可能になるはずです。
まだまだべき論かも知れませんが、私はそう思います。
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