こんにちは。ユージーンです!
最近、とある友人から、決して睡眠不足ではないのに、朝起きれないという相談を受けました。
以前は普通に起きれていたのに、起きれなくなった、しかもその原因が分からない、というのです。私はこれを聞いて、私自身が適応障害になったときの経験から「ヤバいかも」と感じ、友人にアドバイスしました。
今回は、原因不明の「朝起きれない」について。
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睡眠は足りているはず。でも朝起きれない。
睡眠不足だと朝起きれないのは当たり前ですが、睡眠時間はたっぷり取っているのに朝起きれない、ということがあります。
特に、以前は普通に朝起きれたのに、最近起きれなくなった、という方は注意が必要だと思います。
私は専門家ではありませんが、経験者であり、上記のような症状の場合には、大きく2つの理由があると考えられます。
理由1:睡眠時間は十分だが、睡眠が浅い
睡眠が浅くなる理由は、いくつも考えられます。
また、場合によっては、肥満などによって、睡眠時の呼吸が浅い(睡眠時無呼吸症候群など)ケースや、身体的な病気(気管支や消化器の疾患など)が隠れている場合もありますから、その場合はきちんと医療機関での治療が必要となります。
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理由2:起きて行動することがストレスで拒絶している
私がこの記事で、特に注意喚起を促したいのが、こちらです。
特に、うつ病の前段階である適応障害、自律神経失調症、心身症などの初期症状として多いのですが、朝起きたあとのその日の行動がストレスとなり、体が拒絶している、という状態です。
この状態に当てはまる方は、自分では朝起きれない原因がストレスにあると、気づいていない場合が多いです。
適応障害、自律神経失調症、心身症などというのは、何らかのストレス因子によって、吐き気、頭痛、腹痛、下痢など身体症状が出るようなメンタルヘルス疾患です。
そして症状が重くなると、うつ病へと発展することもあるので注意が必要です。
このような朝起きれない原因がストレスである人には、次のような特徴があります。
よく小学生の頃など、楽しみにしていた遠足の日は、目覚ましよりも前に目が覚めた、という経験のある方も多いと思います。
語弊を恐れずに分かりやすく言ってしまえば、その逆のことが起きている可能性があります。
仕事や職場環境などがストレスになっており、それを体が拒絶しているので、起きれないのです。
それは決して、あなたが甘えているわけではありません。
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歯が気にあるから歯医者に、くらい軽い気持ちで訪れることをお勧めします。
そういう私は歯医者が大嫌いなんで全然軽い気持ちになれませんが(笑)
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