こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!
今回はわたしの好きなクレヨンしんちゃんについてです。
わたしはクレヨンしんちゃんを見るのが好きで、毎週放送を録画して見ているほど。
あ、ちなみに私は29歳(2016年時点)、男性、まあまあいい大人です(笑)
わたしの詳細プロフィールはこちら。
わたしはクレヨンしんちゃんを好きなだけでなく、将来子供が出来たら、子供にも積極的に見せたいなと思っています。
意外ですか?今日はその理由について語ってみたいと思います!
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目次
クレヨンしんちゃんは教育上良くないのか?
クレヨンしんちゃんなんて、あんなお下劣アニメ、子供に見せるべきではない。そう思っていらっしゃる方も多いのではないかと思っています。
何を隠そう、わたし自身もつい数年前まではそのように考えていました。
親に見ることを禁止された子供時代
クレヨンしんちゃんは、1990年に連載が開始された、歴史の長いアニメです。
わたしが小学生の頃にもテレビでアニメが放送されていました。
当時わたしの通っていた小学校では、しんちゃんの「オラ」とか「○○だゾ」とか「見れば~?」のような独特な言葉づかいや声マネが流行っていました。
しかしそれを家でやろうとすると、親から怒られたものです。
クレヨンしんちゃんのテレビアニメで見ることさえ、わたしの親は良く思っていなかったと思います。
後ろめたさを感じながらひっそり見ていたような記憶があるので(笑)
しんちゃんは確かに下品だし、優等生じゃない
親がクレヨンしんちゃんを見ることを禁止したり、反対する理由は分かります。
確かにしんちゃんは、人前でお尻を丸出しにして駆け回りますし、きれいなお姉さん(しんちゃん的には「おねいさん」)を見かければ、すぐにナンパしてしまいますし、母親であるみさえを「妖怪ケツデカおばば」とか「お便秘怪獣」とか馬鹿にした発言を連発しますし、遊びに出かけたり大好きなチョコビ(お菓子)を手に入れるために、姑息な手段を使って親をだまそうとしますし、自分の役割であるシロ(犬)の世話はいつも忘れたり、サボろうとするし、ピーマンは食べることを頑なに拒否しますし・・・
挙げればキリがありませんが、しんちゃんははっきり言って優等生ではありません。
親なら誰しも、その行動や発言は、自分の子供には決して真似をして欲しくない、しんちゃんの影響を受けてほしくない、と思うに違いありません。
確かにそういう側面だけを見れば、しんちゃんを子供に見せるのは、教育上良くないという結論に至ってしまうかも知れませんね。
しんちゃんは優等生ではないが、とても素直な子
確かにしんちゃんはいわゆる優等生ではありません。
クレヨンしんちゃんの中での優等生キャラと言えば、風間くんでしょう。
風間くんは、しんちゃんの幼稚園の友だちで、幼稚園児でありながら、小学校受験をするために英語塾に通っています。
幼稚園児でありながら、まるで大人のような常識を持ち合わせていて、いつも下品な行為をするしんちゃんの事を叱っています。
でも、風間くんは素直ではない一面がある。
風間くんは「魔法少女もえP」が大好きなのですが、自分がもえPが好きだと知れたらどう思われるか、と周りの目を気にし、幼稚園の友だちに嘘をついたり、母親に隠れてもえPグッズを集めたりしています。
もっとも、しんちゃんにはもえP好きであることはバレていますが。
また、風間くんは、母親に叱られることを恐れています。
自分がしたいことがあっても、ママに叱られたらどうしよう、と思い止まってしまうこともしばしば。とにかく風間くんは周りの目を気にして、優等生に振る舞います。
それに対して、しんちゃんはとても正直で素直な子です。
好きなものは好きだ、としっかり意思表示します。チョコビ、アクション仮面、水着のおねいさん・・・
幼稚園児でありながら、近所に住む女子大生のななこおねいさんと結婚するんだ、とも明言しています。
しんちゃんは風間君と異なり、人目を気にすることがあまりありません。こんなことを言ったら、他人にどう思われるだろう、といって何かを躊躇することは皆無。
しんちゃんは、自分の気持ちややりたいことをきちっと意思表示できる素直な子なのです。
もちろん、大人になるまでには、周りとの協調性は身につけなければなりませんが、正直力、素直力とでもいいましょうか。
自分がやりたいことを意思表示する力って、大人になってもすごく大事だと思うのです。
実はとても友だち想いで、家族想いのしんちゃん
もう一つ、しんちゃんには特筆すべき、素敵なところがあります。
表面的には、マサオくんのことを「おにぎり」と呼んだり、風間くんのことを「マザコン」と言ったりしています。
しかし本当のしんちゃんは、本当に友だち想いなんです。
例えば、野原一家がひろしの勤続15年のご褒美でオーストラリア旅行に行く、というストーリーがあります。
野原一家は偶然、オーストラリアに単身赴任しているパパに、ママと一緒に会いにきた風間くん家族と出会い、行動を共にすることになります。
風間くんは、久しぶりに会ったパパと二人でサッカーをしたいのに、パパは応じてくれず、風間くんは落ち込みます。
それを察したしんちゃんが、「皆でサッカーやろう」と言い出し、その上で「オラはおしっこ」と言って、その場を離れ、風間くんと風間くんのパパを二人きりにし、風間くんの念願を叶えてあげるのです。
こんなイケメンが、どこにいますか!?
参考: クレヨンしんちゃんのちょっといい話(Youtubeへ)
またある時は、母親みさえが近所のスーパーに買い物に行っている間に、雨が降り出してしまいます。
家で留守番をしていたしんちゃんは、不機嫌だったにも関わらず、「母ちゃん、傘持って行ったかな」と心配になり、傘を持ってスーパーにみさえを迎えに行くのです。
スーパーに行くまでには色んな事があり、しんちゃんは泥だらけになってしまいますが、それでも困難を乗り越えてやっと、みさえと会えた時のシーンはもはや感動モノです。
みさえが家にいないときには、0歳児の妹、ひまわりのおむつを替えたりと、ちゃんとお世話もこなします。
これらはほんの一端ですが、しんちゃんは本当に友だち想い、家族想いな子なのです。
時代の流れで変化するクレヨンしんちゃん
実は時代の流れとともに、クレヨンしんちゃんの内容も、少しずつ変化しています。
放送初期は、親のことを「ひろし」「みさえ」と名前で呼び捨てにしていましたが、現在では「とうちゃん」「かあちゃん」と呼び方が変わっています。
また、初期の頃は、放送禁止レベルの下品な表現も見られたようですが、それも最近の作品ではそういった表現は無くなり、それほど下品な表現は見られません。
今はもしかしたら「お尻」と「水着のおねいさん」くらいじゃないでしょうか。相変わらず「ケツだけ星人」の頻度はものすごく高いですけどね(笑)
昔に比べれば、今のしんちゃんは、子供に見せてもより遜色のないレベルになってきていると思いますよ。
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わたしが子供に見せたいアニメ、クレヨンしんちゃん
さて、わたしが自分の子供に見せたいのは、しんちゃんのように、素直で、友だち想いの子供に育って欲しいと思うからです。
たぶんわたし自身が、もともとどちらかというと風間くんタイプの人目を気にしいで、それもあって苦労したことが多いからかも知れません。
将来有望なのは風間くん?しんちゃん?
優等生タイプの風間くんと、素直で友だち想いのしんちゃん。
果たして将来有望なのはどちらでしょうか。
風間くんは自分の将来像を、出世していくエリートサラリーマンと捉えています。たぶんそれは風間くんは父親に憧れているからだと思います。
風間くんの父親は、オーストラリアに単身赴任しているようですが、風間くんの住むマンションを見る限り、かなりの高給取りのようですね。
きっと風間くんがマジメなまま成長していけば、立派なサラリーマンになれると思います。
一方で、しんちゃんは、従順なサラリーマンというより、事業家タイプだと思います。
映画「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」では、しんちゃんたちが大人になった未来の姿が出てきます。
風間くんは幼稚園の頃に思い描いていた通り、エリートサラリーマンとして、大企業の次期社長のようなポジションに就いていますが、それでも社長にいいように使われて、相変わらず気を使って、苦労をしている様子が伺えます。
一方でしんちゃんは、仕事は何をしているのか良く分かりませんが、最終的には、荒廃した未来の春日部を救う救世主となります。
しんちゃんのような子は、事業家タイプとして成功しやすいのかも知れません。
わたしはこれからの日本では、従順なサラリーマンタイプよりも、事業家マインドを持った人のほうが成功しやすいと考えています。
それも含めて、子供には、しんちゃんに見習って欲しい部分がたくさんあると思うのです。
風間くんタイプはうつ病になりやすい?
余談ですが、風間くんは確かに優等生ですが、優等生過ぎるだけに、少し心配になる部分があります。
風間くんは幼稚園児にして、すでにものすごく人目を気にするタイプです。
真面目な優等生で、責任感が強くて、周りからの目を気にする・・・これって実はうつ病になりやすい特徴的タイプだと言えます。
特に映画クレヨンしんちゃんは子供に見せたくなる
実はわたしも、クレヨンしんちゃんなら何でも子供に見せれば良いと思っているわけではありません。
わたしがこれまで書いてきたような、しんちゃんの良い部分が全然出ていない回なんかもありますし、比較的古いものは、下品な表現が多いのも事実です(笑)
「子供に見せたいクレヨンしんちゃんまとめ」を作りたいなという想いもありますが、話が多すぎて難しそう。
気が向いたら徐々にまとめていきます。
ですが、映画のクレヨンしんちゃんに関しては、どれも子供に見せたくなるものばかりです。
映画の場合、描かれるのがしんちゃんの日常生活ではなく、ひまわりがさらわれたり、タイムスリップしたり、ひろしがロボットになったり、人食いサボテンに追われたり、何かしら大きなトラブルに巻き込まれます。
そして問題を解決するために、カスカベ防衛隊や野原一家が立ち上がることが多いわけですが、そこで友だち想い、家族想いな部分、そしてそのために勇気を持って困難に立ち向かう、素敵なしんちゃんが大活躍するんですよね!
映画のクレヨンしんちゃんなんか見たことない、という人はぜひ一度、見てください。
個人的にわたしがオススメしたいのは、次の3作品です。
この3作品は、特にめっちゃ泣きました。大人でも本当に感動します!
きっと、子供に見せたくなると思いますよ!
追記:16年4月に公開された、映画「爆睡!ユメミーワールド大突撃」もまた泣けるものでした!特に大人に見て欲しいような作品できた。
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クレヨンしんちゃんは教育的アニメだ!
クレヨンしんちゃんは、下品なだけの子供向けアニメなどではありません。
確かに下品な部分が無いと言ったら嘘になりますが、最近では下品な部分は少なくなっています。それに、しんちゃんが下品なことや良くないことをした場合には、ちゃんとみさえや友だちから、怒られています。
決して、教育上良くないアニメだとは思いません。
さらに、しんちゃんには、素直で友だち想いという、とても良い面があります。
そんな部分を見習って欲しくて、わたしは「クレヨンしんちゃんは子供に見せたいアニメ」だと思っています。
追記:しんちゃんが教育的アニメだという事を、ドラえもんとの比較でまとめてみました。「おっ!?」と思われた方はぜひこちらもどうぞ。
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