こんにちは。ユージーンです。
仕事が趣味っていう人って、結構いますよね。
何を隠そう、1年前の私は仕事が趣味だと胸を張って言える人間でした。
でも、今はそのことをとても後悔しています・・・。
私はある年、適応障害と診断され、会社を2ヶ月以上休職することになってしまったんです。
今回は、そのことについて。
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仕事が好きで好きで仕方なかった!

私は大学を卒業して、会社員になり、ビジネスマンとしてのキャリアをスタートしました。
会社員の方は経験があるかもしれませんが、よく新卒のときにキラキラしていた同期が1年後には覇気が全くなくなっているという現象がありますよね。
でも、私は例外でした。1年経っても、5年経っても、仕事が本当に楽しかったんです。
サザエさん症候群とか、まったく意味が分かりませんでしたね(笑)
(注:サザエさん症候群=日曜日の夜に放送されるので、もうすぐ仕事が始まるサインとなって憂うつになる状態のこと)
むしろ、日曜日の夜は、「よし、また明日から仕事だ~」とワクワクしたような、前向きな気分でした!
会社の立場からすれば、模範的かも知れませんが、今思うと、ちょっと怖いかもですね(笑)
休日は自分への自己投資!

休日に対する考え方も、仕事人間でした。
わざわざ休日出勤して仕事をすることはありませんでしたが、「休みの日」というよりも「自己投資の日」という考えのが強かったんですよね。
ビジネス本を読み漁ったり、マーケティングと称して人間観察をしに出かけたり、サイドビジネスに取り組んでみたり、時には外部セミナーみたいなものに参加したり・・・。
そういう生活が楽しいと思っていましたから、特に仕事以外に時間を費やす趣味を持つこともありませんでした。
気持ち悪いと思うかも知れませんが、まさに仕事が趣味だったのです。
ある日、仕事を楽しめない日々がやってきた

そんな生活を続けていたある時、会社の中で大きな役割変更がありました。
明らかに私の不得意領域の仕事でしたが、上司から「上に行くためのチャレンジだ」と言われ、快諾。
どんな仕事だって楽しめる!そう思って取組み始めてはみたものの、仕事がうまく回らないことが多くなってきました。
与えられた仕事への責任感、上司からの期待に答えられていない罪悪感、休日出勤や深夜残業をしなければならないほどの業務量・・・
そんな環境と重圧の中で、いつしか楽しかったはずの仕事が、まったく楽しめなくなってしまっていたのです。
仕事が「楽しい」、から「苦しい」に変わっていました。
そうしてストレスが蓄積していき、あるとき限界を超え、適応障害という形で私は潰れてしまいました。
※適応障害に関しては、「適応障害の記事まとめ」で詳しくまとめていますが、分かりやすく言えばうつ病の一歩手前みたいな状態です。
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「仕事が趣味」の会社員が危険な理由
私が適応障害になった直接的な原因は、仕事でのストレスです。
でも今振り返って考えると、もともと仕事が趣味だったものが、仕事がストレスに変わってしまったので、もはやストレスを解消する手段が無かったんですよね。
もし、休日はまったく違う趣味に打ち込めで、ストレスを解消できるような自分だったとしたら、潰れずに済んだかも知れない、と思うのです。
ちなみに現在は、適応障害を克服していますが、趣味は未だ模索中です。。
私は自分の経験から、会社員で「仕事が趣味」というのは、危険だと思っています。
この記事を読まれている方で、「趣味は仕事だぜ」なんて思っている人はぜひ、仕事以外の趣味を持つことを、強くオススメします!!
会社員って、どうしても仕事を自由に選ぶことはできないじゃないですか。
楽しい今のうちは良いかも知れませんが、いつか会社の都合で、仕事を楽しめなくなる日が来る可能性があるんです。
そうなると、仕事が趣味で、他にもストレス解消の手段を持っていない人はピンチです!!
最後に、「仕事が趣味」が危険と言う話は、特に会社員だから言える話、ということを付け加えておきます。
例えば、会社員ではなく、フリーランスで成功されていて、仕事を選ぶことが出来るような人や、ブログ執筆で生計を立てているような人は、会社員よりも、仕事を楽しめなくなるリスクは低いと思いますので。
私もそんな生き方を目指して行きたいと思います!!
では、今日も頑張らずに、楽しんでいきましょう~!