こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!
もうすぐバレンタインですね。
でもバレンタインにまるで関係無さそうなブラックサンダーチョコのプロモーション戦略が、マジでうまいなぁ〜と感心してしまったので、今回はその事について。
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一目で義理とわかるチョコ
早速ですが、わたしが感心したブラックサンダーチョコのプロモーションがこちら。
(rocketnews24より引用させていただきました)
一目で義理とわかるチョコ
これ、キャッチコピーとしてもものすごく秀逸だと思いますし、ブラックサンダーをあえて義理チョコと位置づける、いわゆる「ポジショニング」が本当に巧みだなぁ、と感じました。
わたしが感心したポイントは大きく2つくらいあります。
敢えての義理チョコポジション
バレンタインと言われて思い浮かぶチョコレートと言えば、GODIVA(ゴディバ) とかROYCE(ロイズ) みたいな、高級チョコレートブランドだったり、ちょっといいもの感のあるチョコレートだと思います。
一方で、ブラックサンダーチョコといえば、小さいやつはコンビニで50円以下で買えて、口どけや香りよりもザクザクした食感がクセになる、いい意味でジャンキーなチョコ菓子です。
わたしも好きでたまに買いますが、まぁバレンタインには何とも似つかわしくないイメージですよね。
そんなイメージのチョコなら、普通はバレンタインにプロモーションしようなんて思わないですよ。
ところが、ブラックサンダーチョコを販売する有楽製菓は、そのイメージを全く逆手に取ったわけです。
バレンタインに似つかわしくないチョコ
→ バレンタインに貰ったら100%義理
→ 一目で義理とわかるチョコ
というように。確かに、
- 下手に良いチョコをあげて、本命と勘違いして欲しくない
- 義理チョコを渡す数が多いから、なるべく安く済ませたい
- チョコは渡したいけど、ネタ的な要素が欲しい
みたいにニーズは、結構ありそうですからね。
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実は義理チョコのが市場規模大きいんじゃない?
今まで、明確に「義理チョコ」としてプロモーションしたのって、ブラックサンダーが初めてだと思うんですよ。
そこでふと思ったのは、もしかして本命チョコよりも義理チョコのほうが、市場規模が大きいんじゃないか?ってこと。
確かにチョコの単価としては、本命が一番高いでしょうけど、数で言ったら義理チョコのほうが圧倒的に多いはずです。
しかも最近は、「友チョコ(友だちにあげるチョコ)」とか「サンクスチョコ(感謝を伝えるチョコ)」とか、本命の異性にあげる以外にチョコを渡す文化も、広がってきていると思います。
(もちろん、菓子メーカーの策略ですけどねw)
実際、調べてないので分かりませんが、義理チョコの市場規模が本命チョコ並みに大きいとしたら、「一目で義理とわかるチョコ」って超王道な戦略な気さえしてきますね。
というわけで今回は、最近わたしが気になったブラックサンダーチョコのプロモーション戦略についてでした。