カードローンで借りたお金を投資(資産運用)して利益を出してみる実験

こんにちは。頻繁にお金のことを考えているブロガー、ユージーン(@Eugene_no2)です!

今回はちょっとした実験をしてみたので、レポートしてみます。

カードローンで得た資金を元手に、投資で利益が出せるのか、という実験です。

カードローンを投資に回すのは、そもそも危険

まず、初めに皆さんを巻き込まないために大事なことに触れておきます。

投資というのは、余裕資金で行うべきです。

お金を貸し出す金融機関やサービスによっては、貸したお金の使用目的を限定している場合もありますが(住宅ローンやマイカーローンなど)、カードローンなどで借金をして投資や資産運用をすること自体は、法律で禁止されているわけではありません。

禁止ではありませんが、投資というのはリスクを伴いますから、元本割れする可能性もあるわけです。

元本割れした結果、借金を返すことができなくなって、破産に陥るという最悪の事態を招きかねません。

そうなっても誰にも文句を言えませんよ。借金も投資も、自己責任ですからね。

カードローンと資産運用の、金利差を利用して儲ける実験

さて、なぜわざわざカードローンでお金を借りて、それを資産運用に回す実験をやろうと思ったかというと、理論上、金利の差を利用して利益を出すことができるのでは?と考えたからです。

カードローンを年利5%で借りたとして、それを年利10%で運用することができたなら、その利率の差5%分は、利益になります。

単純化しますが、100万円を借りると、カードローンの年利(=損失)は5万円、投資の年利(=利益)は10万円。

つまり、差額の5万円が儲けになる、という理屈です。

机上の計算ではこれが成り立つので、今回はこれを実践してみるとどうなるのか、という実験をしてみようという話です。

そしてこの実験の成功の鍵、つまり利益が出るかどうか、全ててが掛かっているのは、2つの金利です。

カードローンの金利はどれくらい?

まずは、カードローンの金利

カードローンの金利というのは非常に幅があります。例えば、

  • みずほ銀行カードローン: 年利2.0%~14.0%
  • 三井住友銀行カードローン: 年利4.0%~14.5%
  • 楽天銀行カードローン: 年利1.9%~14.5%

年利2%という金利は非常に低く、非常に魅力的に感じますが、誰でもその金利で借りられるわけではありません。

カードローンの金利は基本的に、その人の年収、借入状況などから返済能力、信用を判断され、金利が決定します。

年利2%で借りれるのは、限られたごく1部の人だけでしょう。

ちなみに今回わたしが借りることができたカードローンでは、金利5%でした。

投資でどれだけの年利を生み出せるか?

続いては、投資の年利です。

カードローンの金利が5%ですから、年間で5%以上のリターンを出すことが出来なければ、損失が出てしまいます。

投資と言ってもご存知の通り、様々な方法があります。

株、投資信託、FX、不動産、国債、仮想通貨・・・いろいろありますが、今回の実験で大事なことは、

  • (比較的)安定していること
  • 年利5%以上で運用できる可能性がなるべく高いこと

でしょう。

国債のようなローリスク・ローリターン投資では当然、年5%の運用をすることは出来ません。

逆に、FXや仮想通貨のようなハイリスク・ハイリターン投資なら年5%どころか、もっと高いリターンも期待できますが、その分安定性は低くなります。

そこで今回選択したのは、ミドルリスク・ミドルリターン投資とも言える、「ソーシャルレンディング」です。

ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい人にお金を貸し出し、利子がついて返ってくるというもの。

つまり、銀行がやっているような金貸しのビジネスを、少額から出来るとイメージすれば分かりやすいでしょう。

ソーシャルレンディングについての詳しい説明は、こちらに書いていますので、興味があればぜひどうぞ。

関連記事:会社員にオススメ投資法!積立・放置で資産を増やす3つの方法――ソーシャルレンディング
関連記事:クラウドクレジットの説明会に参加!特徴とかオススメ投資法とか聞いてきた

ソーシャルレンディングでは年利5%以上の案件も割と存在し、リスクも比較的低いと言えるでしょう。

もちろん、ソーシャルレンディングでも、貸し倒れなどのリスクはありますが。

ソーシャルレンディング企業の種類と特徴はこちら。

いざ実験!金利差で利益は出せるのか?

では、実験結果(14ヶ月)です。なお、今回の運用資金は100万円としました。

まずは、カードローンの借入れと返済の推移はこちら。毎月の返済額を大よそ5万円、ボーナス払いは無しと設定しました。

返済額 うち利息 元本残高
1,000,000
1 49,832 4,167 954,335
2 49,832 3,976 908,479
3 49,832 3,785 862,432
4 49,832 3,593 816,193
5 49,832 3,401 769,762
6 49,832 3,207 723,137
7 49,832 3,013 676,318
8 49,832 2,818 629,304
9 49,832 2,622 582,094
10 49,832 2,425 534,687
11 49,832 2,228 487,083
12 49,832 2,030 439,281
13 49,832 1,830 391,279
14 49,832 1,630 343,077
14か月計 697,648 40,725 343,077

ご覧のとおり、14か月で約70万円を返済し、ローンの元金は約34万円になりました。

差引すると、1年間で支払った利子は、40,725円です。

続いては、ソーシャルレンディングでの運用実績です。

100万円をひとつの案件につぎ込むのはリスクが高いので、今回は合計5つの案件に20万円ずつ投資を行いました。

その結果(14か月)がこちら。1か月目以降に書いてある金額は、受取利子です。

案件1/2 案件3 案件4 案件5 案件6
200,000 200,000 200,000 200,000 200,000
1
2
3
4
5
6 8,184
7 4,615
8
9
10
11
12 11,120
13 6,814 17,825
14 13348
利益計 14,998 11,120 4,615 17,825 13,348
資産計 214,998 211,120 204,615 217,825 213,348

ソーシャルレンディングの企業によって、毎月利子が入ってくるところもありますが、満期を迎えたところに利子総額を記載しています。

受取利子の合計は、61,905円(税引後)、14か月で61,095円の利益なので、年利はおよそ6%ほどになるでしょうか。

ということで、61,095円(受取利子) - 40,725(支払利息)円 = 20,370円 の利益を無事に生み出すことができました。

実験はひとまず成功と言えるでしょう。

実験の振り返りと教訓

ここからは、実験の振り返りと教訓について。

まず全体的な感想をいうと、思ったより利益は出なかったと感じました。

年利8%くらいで運用できるかなと感じていたので、100万円 × (8-5)% = 3万円くらい利益が出ると見込んでいましたが、実際には2万円ちょっとでした。

もっと利益を生み出せた可能性について

今回の実験は14か月で終了と最初から決めていました。

ソーシャルレンディングの案件は運用期間が始めから決まっているのですが、14か月を超える案件には手を出しませんでした。

今回投資したのは、14か月ぴったりの案件は1件しかありません。

中には7ヶ月で運用が終わっているものもありますが、その運用資金は、その後7ヶ月間遊んでしまっているわけです。

実際には、その20万円+利子を、すぐに新たな案件に投資することが出来ますから、もっと長期的に考えれば、資金を遊ばせておかずに済むので、もっと利益を生み出すことはできたはずです。

また、今回はカードローンの金利が5%でしたが、借入金利が下げられれば、その分利益になります。

今回のように、100万円を借りる場合、金利が0.5%違えば、14か月でれば、計算上プラス8000円くらい利益が出ることになりますね。

もっと利益が減った可能性とリスクについて

逆に、うまくいかなくなる可能性についても触れておきます。

まず今回の実験では、わたしが投資したソーシャルレンディングの案件は、ほぼ計画通り運用されましたが、1件でも貸し倒れや延滞などがあった場合、2万円程度の利益では、簡単に吹っ飛んで損失が出ることになります。

リスクがゼロにはなりませんが、ソーシャルレンディングでも分散投資先を増やすなどして、リスクヘッジはしっかり行うべきでしょう。

もう一つ重要なことですが、カードローンの支払いは毎月やってくるのに対して、ソーシャルレンディングによるリターンは毎月やってくるわけではない、ということです。

クラウドクレジットでは、満期一括返済が基本になっており、運用期間が終わるまで、一切現金は受け取れません。

MANEOのように、毎月利子が(ソーシャルレンディング内の口座に)振り込まれるところもありますが、それをいちいち引き出すのにも手数料がかかるので、利口とは言えません。

何が言いたいかというと、せめてカードローンの支払い原資くらいは始めに見通しを立てておかないとヤバい、ということです。

返済できなくなり、あっという間に破産を迎えます。おー怖。

まとめ:カードローンで投資をするということ

ということで今回は、カードローンでお金を借りて、それを投資に回して利益が出せるのか、という実験でした。

今回は利益を出すことには成功しましたが、そもそもソーシャルレンディングを年利6%くらいで運用できているわけで、つまるところ、元本が35万円程度あれば、今回の実験以上の利益を生み出すことができた、ということになります。

そう考えると、わざわざ借金をしてまで投資をするのは、それほどメリットは大きくないのかも知れません。

ソーシャルレンディングであっても、元本割れのリスクはあるわけですから、そもそもカードローンで借金をするリスクは非常に高いわけです。

利益を出せる可能性はそれなりにあるが、得られるリターンや、リスクの程度を考えると、それほど他人にオススメはできない。

そう、結論づけておきたいと思います。

とはいえ、今回の実験で使ったソーシャルレンディングそれ自体は、魅力的な投資商品だと再認識するきっかけにもなりました。

ソーシャルレンディングに興味がある方はこちらもどうぞ。

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