こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!
日本の男性の育児休暇取得率は2%と、衝撃的に低いわけですが、今回はその理由について、調査結果から思うことを書きたいと思います。
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育休を取得出来ない理由1位は「代替要員がいない」
わたしは男性会社員で、まだ子供はいませんが、子供が出来たら育児休暇を取りますし、それを上司にも宣言している人です。
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でも、現状の日本では、男性の育児休暇取得率って2%程度なんですよね。
それに、育休を取っている人って特定の会社に偏っていそうなので、育休取ってる人が皆無なんて会社も、決して珍しくはないでしょう。
ではなぜ、男性の育児休暇取得はここまで進まないのか?
日本労働組合総連合会が2014年に実施した調査によると、育休を取りたくても取れない男性の半数以上は、「仕事の代替要員がいない」ことを理由として挙げています。
育児休暇を使いたいと思ったができなかったという人、および使いたいと思うが難しいだろうと思う人487名に、なぜ無理なのかという理由について尋ねたところ、過半数の男性が「仕事の代替要員がいない」と答えました。
(引用:日経DUAL)
つまり、育児休暇を取りたくても、自分が休んでしまったら、その仕事を代替する人がいない、自分の代わりはいない、ということです。
果たしてそれ、本当でしょうか?
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「代わりがいない」なんて「うぬぼれ」だと思う
単刀直入に言えば、本当に代替要員のいない仕事をしている人なんて、会社の中で1%もいないと思います。
もちろん、「自分の代わりがいない」と思う気持ち(思いたい気持ち)は分かります。
かつてはわたし自身も、そう考えていましたから。
わたしは以前、適応障害と診断されて休職を余儀なくされた事があります。
実は、休職に追い込まれる直前まで、こう思っていました。
「自分の代わりはいない、だから今休むわけにはいかない」と。

でも、いざ休職せざるを得なくなってしまうと、自分が心配するほどの問題もなく、仕事は回っていきます。
突発的な休職だったので、多少はバタついたようですが、3ヶ月後、わたしが復職した頃には、ちょっと悲しくなるくらい、何事もなく、仕事が回っていましたね。
育児休暇のように、あらかじめ時期の分かっている休職なら、言わずもがな。
でも、今考えれば、会社ってそういうところなんです。
組織で仕事をしているわけだから、穴が開けば他の誰かがカバーに入るなり、仕事の調整が行われるのは当たり前なんです。
だから、経営トップとか、その人しか出来ない技術を持ったスペシャリストとか、よほどの人材やポジションでない限り、自分の代わりはいる、ということ。
つまりは、先ほどの調査で「仕事の代替要員がいない」と答えた人の多くは「うぬぼれ」ということなんですよねぇ。
家族に自分の代替要員はいない
「うぬぼれ」というと言い方が悪いですが、「自分の仕事の代わりなんていくらでもいる」という真実に気づくのは、とても素敵なことです。
だって、そしたら男性も育児休暇取りやすくなるじゃないですか!
もちろん、育休がキャリアの妨げになるという幻想とか、育休による経済的な負担とか、他にも妨げになる要因はありますけどね。
仕事には代わりがいくらでもいます。
でも、父親の代わり、夫の代わりは、確実にいないですから。
とっとと「うぬぼれ」に気づいて、男性も育児休暇を取りましょう!