エントリーシートは自己PRじゃない?! 書き方の3つのコツとは?

こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!

就活で避けて通れないのがエントリーシート、通称ESですね。

わたしは毎年のように、就活生の面倒を見ているんですが、つくづくエントリーシートについて誤解している学生が多いよなぁ、と感じます。

今回はわたしが考えるエントリーシートの書き方のコツについて。

エントリーシートが存在する目的は?

そもそも、就活において、エントリーシートが存在する目的ってなんでしょうか?

これを冷静に考えると、エントリーシートもグッと書きやすくなるはずです。

目的① 学生を振るい落とす

まず、エントリーシートだけでも不採用になるケースがありますね。

いわゆる、ES落ちってやつです。

ES落ちがあるってことは、当たり前ですが、エントリーシートには選考の目的もあるということですね。

ただし、エントリーシートだけで内定まではもらえません。

ということは、面接など次の選考に進む学生を決めるのが、エントリーシートの一つ目の目的だということ。

つまり、就活生の側から見れば、とりあえずこの学生は会って話を聞いてみたい、と思わせれば勝ちという事になります。

目的② 面接時の基礎資料

エントリーシートにはもう一つ目的があります。

面接の際、エントリーシートは面接官の手元にあって、エントリーシートに沿って質問される事も多いです。

つまり、エントリーシートには面接時の基礎資料という側面があるということ。

逆に言えば、エントリーシートに書く内容によって、面接官の質問が変わるということでもあります。

つまり、エントリーシートを書く就活生の側から見れば、面接で聞いて欲しい質問をしてもらえるように書く、という考え方が生まれるわけです。

エントリーシートを書くコツは?

ここまでの話をまとめると、エントリーシートには、

  • 面接に進む学生の足切り
  • 面接官が質問の参考にする基礎資料

という2つの目的があるわけです。

つまり、この2つの目的を考えてエントリーシートを書けばいいと、いうことになります。

エントリーシートは自己PRの場じゃない

わたしはよく、就活生のエントリーシートの添削をすることもあります。

そこでよくあるのが、枠内ギリギリに、みっちり自己PRの書き込まれた、読み応えのあるエントリーシート。

よく頑張ってここまで書いたねー、と言いたいところではあるのですが…

例えそこに書かれている内容が素晴らしくても、書きすぎは、わたしはあまりオススメしません。

なぜなら、上の章でまとめた、エントリーシートの目的から外れているからです。

エントリーシートに書きすぎは禁物

もし、エントリーシートで内定まで出るのであれば、みっちり書くのが正解かも知れません。

でも、そうじゃないですよね。

面接に進むのが目的なのだから、興味を持ってもらえればいいんです。

だから、読み応えがあって納得性のある内容よりも、サラッと読めて「なんか面白そう」って思ってもらえるほうが、エントリーシートとしては正解だということ。

本当の自己PRは面接で存分に語ればいいんです。

人事が1枚のエントリーシートに目を通す時間は何秒?

読み応えがあるエントリーシートよりも、サラッと読めるほうがいいと書いたのには、理由があります。

人事担当は、エントリーシートを熟読出来るほど、ヒマではないからです。

大手の企業では、倍率100倍は当たり前ですし、人気のあるところだと1,000倍を超える企業すらあります。

仮に採用人数が50人で、倍率が100倍だとしましょう。

すると、単純計算で学生5,000人分のエントリーシートが届くことになります。

大量のエントリーシート

例えば、1人分のエントリーシートに3分かけるとすると、述べ15,000分=250時間もの時間になります。

社員4人で分担してもひとり60時間以上。

残業して1日10時間エントリーシートに目を通し続けたとしても6日もかかる計算ですね。

会社は週5日なので、6日というのは、つまり1週間以上です。

いやいや、そんな時間ありません(笑)

だって、人事の仕事はエントリーシートに目を通すだけじゃありません。

学生への連絡、面接時間や場所の調整、面接担当者のアサイン、会場設営、面接、採用・不採用の検討、説明会での配布資料作成、合同説明会への参加調整、プレゼン資料作成…

もっと言えば、新卒採用に専念できるとは限らず、中途採用や、日常的な人事業務を兼任している場合も少なくありません。

そういえば以前、わたしの学生時代の後輩で、某商社で人事の職についているS君に聞いてみたことがあります。

わたし:エントリーシートって1枚どれくらいの時間で見るの??

S君:んー。だいたい10秒くらいっすかねー。

もちろん、これは企業にもよると思いますが、応募者が多いほど、時間は短くなるでしょう。

いずれにしても、熟読なんかしてる時間はないわけですね。

要点を簡潔に、見た目にはインパクトを!

みっちり力作の文章を書いたところで、採用担当は熟読できません。

むしろ文字の多さに「うえっ」っとなるかも知れません。

なので、エントリーシートは極力要点を、簡潔に、書きましょう

箇条書きを使ったり、句読点を多めにしたり、一文一文を短くするのがオススメです。

手書きならキーワードを太字にしたり、イラスト、図解も全然アリです!

エントリーシートにイラストや図解は全然アリ!

めちゃめちゃ固い社風でない限り、とりあえず会ってみようか、となりやすいと思います。

そういえば、航空会社に内定したわたしの友人は、自分の名前をあいうえお作文にして自己PR文を作ってましたね。

採用担当の立場からすれば、1枚10秒で面接に進ませるか決めなきゃいけないわけですから、見た目のインパクトって、実はかなり重要だということです。

WEBエントリーだとしても、隅付かっこなどで大事な部分を【強調】するなど、工夫の余地はあると思います。

エントリーシートで面接官の質問を誘導できる?

もう一つ、わたしが就活生にオススメしているのは、エントリーシートの中に、面接官が「質問したくなる」要素を作っておくことです。

例えば、学生時代に取り組んだこと、そこで得られた成果、苦労した点、工夫したこと、教訓など、全てをフルスペックでエントリーシートに書いてしまうと、面接官はそこに関して、質問しづらくなります。

だって全部書いてあるんですから(笑)

あえて質問してくれて、学生が答えたとしても、「あー、書いてある通りだな」となるのが関の山です。

当然、面接官の記憶にも残りません。

それならばむしろ、エントリーシートには頑張ったことと、成果だけを簡潔に書いてみてはどうでしょうか。

あえて、苦労は無かったの?何か工夫したことは?と、面接官が質問したくなる「余地」を残すのです。

エントリーシートには質問したくなる「余地」を残せ!

これは広告でよく使われる「続きはWEBで」にも似ていますね。

あれって、15秒の短いテレビCMの中で興味を持ってもらって「続きはWEBで」と誘導するわけです。

エントリーシートは10秒そこらしか見られないのだから、とりあえず興味を持ってもらって、

気になるでしょ?「続きは面接で」お話しますよ!

という展開です。

この「続きは面接で」作戦は、あらかじめ想定できる質問をしてもらえる可能性が高いので、事前に答えを準備しておいて、自信満々に答えることが出来るという、大きなメリットがあります。

他にも、ちょっと飛び道具的ですが、意表をつく言葉やフレーズで、面接官の質問を誘うという方法もあります。

例えば、「特技」の欄に、「暗算」とか「料理」とか書いてあっても、面接でスルーされてしまいそうですね。

でももし、「電車で次の駅で降りる人を見抜く能力」って書いてあったらどうでしょう?

電車で次の駅で降りる人を見ぬく能力?

わたしが面接官だったら、詳しく聞きたくなってしまいます。

フザケてると思われるのはダメですが、エントリーシートを読んだ時に、「それなに?どうゆうこと?」って詳しく聞きたくさせることは重要だということです。

では最後に、わたしの考えるエントリーシートの書き方の3つのコツのまとめです。

  1. みっちり書きすぎずに、簡潔に書いてサラッと読めるように
  2. イラスト・図解や文字の装飾で、見た目のインパクトも重視する
  3. 面接官の質問する余地を残し、面接官の質問を誘え

では、今日も頑張らずに楽しんでいきましょう~!