Excelグラフやセルで基準値以下の数字を自動的に非表示にするユーザー設定

こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!

Excelのグラフに、値(データラベル)を表示させたとき、数字が多すぎてごちゃごちゃして、逆に見にくいことってありませんか?

今回は、書式設定を使って、Excelのグラフやセルで、一定の基準値以下の数値(ラベル)を、自動的に非表示にする方法をご紹介。

数字だらけで、ごちゃごちゃのグラフ

わたしはふだん仕事で、毎日Excel を使ってグラフを作ったりしていますが、たまにこんなグラフに出くわすことがあります。

ラベルがごちゃごちゃで見づらいグラフ

数値がグラフに入っているのはいいけど、とりあえずごちゃごちゃして見にくい(笑)

こういうとき、見にくいから、数字が小さいところはラベルごと消してしまおう!

と思う人は少なくないと思います。

そんなとき、手で一つ一つ、要らない数字を消したりしていませんか?

何と言っても手間がかかるし、そのグラフをコピーして、別のグラフに再利用しようとしたときに、今度は表示されて欲しいラベルが消えてる、なんて事にもなってしまいます。

そんな時に、実は書式設定を使って、一定の数字以下のラベルを消す(正確には非表示にする)ことが出来るんです。

書式設定で基準値以下のラベルを消す方法

まず、グラフを選択した状態で、グラフツールのレイアウトタブを開き、更に「データラベル」から「その他のデータラベル オプション」を開きます。

「その他のデータラベル オプション」を開く

続いて、サイドバーにある「表示形式」をクリックし、「ユーザー設定」を選択します。

そして、「表示形式コード」という枠の中に、例えば次のように入力して、「追加」をクリックします。

[>2]#,##0.0;[<-2]-#,##0.0

「ユーザー設定」の「表示形式コード」の中に構文を記載

一見、難しい記号の羅列に見えますが、これが意味しているのは、簡単に言えば、

  • [>2] : もし2よりも大きい値ならば、
  • #,##0.0 : 小数点第一位まで表示
  • [<-2] : もし-2よりも小さい値ならば、
  • -#,##0.0 : 小数点第一位まで表示

ということ。

そしてこのユーザー設定では、指定されていない-2~2の間にある場合は、値が非表示になるんですね。

この条件を、先ほどごちゃごちゃしていたグラフの全てのラベルに当てはめてみると、こんな感じにだいぶスッキリしました。

表示形式の変更で見やすくなったグラフ

これはもちろん、[大かっこ]の中の値や、小数点けた数の表示をカスタマイズすることも出来ます。

例えば、四捨五入して0になってしまう数字を非表示にしたければ、

[>0.499]#,##0.0;[<-0.499]-#,##0.0

などとすればOKですし、更に、小数点は不要であれば、

[>0.499]#,##0;[<-0.499]-#,##0

とすればOKです。

このような、ユーザー定義の書き方(構文)については、AllAboutの記事が詳しいので、もっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

 参考:外部サイト 


「ユーザー定義」の表示形式を制覇しよう(記号解説) [エクセル(Excel)の使い方] All About




表示書式を定義するには、定義したい表示形式を記述する記号とその使い方を知る必要があります。

ということで今回は、表示形式の「ユーザー形式」を使って、Excelで一定の値以下のラベルを非表示にする方法を紹介しました。

この書式設定の方法は、グラフのラベルに限らず、セルの書式設定でも同じ設定を行うことが出来ます。

こういうのって、知っていると便利なんですけど、紹介されているのをほとんど見ないんですよね。

他にも、積み上げ縦棒グラフの合計値を表示させる方法など、Excelの役立つ小技を紹介していますので、興味があればぜひ。

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