こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!
わたしは仕事で毎日Excelを使っています。
ショートカットや関数も、人並み以上に使いこなしている自信はありますが、そんなわたしがExcelユーザーにおすすめする、最強の便利ツールがあります。しかも無料!
その名も、RelaxTools。
今回は特にExcelを少しでも使いこなしたいと思っているなら導入必須、RelaxToolsの便利な機能の一部とインストール方法をご紹介。
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目次
最強ツール「RelaxTools」とは?
RelaxToolsは無料でインストールすることのできる、Excelアドインです。
まぁ、早い話が、インストールするとExcelで使えるメニューが格段に増えて、超便利になるっていう、素敵過ぎるツールです。
インストールすると、こんな感じでRelaxToolsのタブが追加されます。

わたしも詳しくは知らないんですが、作成者は個人の方でコツコツ作り上げてきたものをフリーソフトとして公開しているようです。
いや、このツールお金払っても欲しいくらいなんですけど、、、
マジでありがてぇー。
使えるようになる機能が多すぎて、とても紹介しきれないので、ほんの一部、わたしがこれ便利だなぁと感じている機能を厳選して紹介したいと思います。
ショートカット割り当て
まずこれ便利だなぁ!と感じたのは、ショートカットの割り当て機能です。例えば、
- [Ctrl] + [C]・・・コピー
- [Ctrl] + [V]・・・貼り付け
なんていうのは、知っている人も、使っている人も多いでしょうけど、実は自分で好きなように、ショートカットを割り当てることも出来るんです。
RelaxToolsを使えば、ものすごく簡単に、色んな操作を、好きなショートカットに設定することが出来ます。

例えば、わたしの場合はこんな操作をショートカットに設定しています。
- [Ctrl] + [数字2キー]・・・行の挿入
- [Ctrl] + [数字3キー]・・・行の削除
- [Ctrl] + [Shift] + [カンマキー]・・・フォントサイズの縮小
- [Ctrl] + [Shift] + [ピリオドキー]・・・フォントサイズの拡大
このあたりの操作はわたしの場合けっこう頻繁に使うので、ショートカットに設定しているおかげで、超ラクチンです!
RelaxToolsで出来る操作ならほぼ、ショートカットキーの割り当てが出来るので、日常的によく使うような操作は、まず設定出来るんじゃないでしょうか?
ショートカットを自分で設定して使いこなせるようになると、かなり作業を効率化できますよ。
シート名の編集や並び順を一括で
Excelでシートの名前を変えたり、順番を入れ替えたりするのって、特にシートが多いファイルになってくると、割と面倒だなーと思っていましたが、RelaxToolsを使えば、それが一括で出来てしまいます。
ボタン一発で「シート管理」を起動すると、次のようなウインドウが出てきます。

この画面上だけで、シートの名前を編集したり、順番を入れ替えたり、シートを削除したり、表示/非表示の設定を変えたりすることが出来るんです。
たくさんシートがあるExcelファイルを管理するような人には、めっちゃ重宝する機能じゃないですかねぇ、これ!
シート名のコピー、ファイルパスのコピー
シート繋がりでもう一つ紹介すると、複数あるシートのシート名を一括でコピーしてくれるという技が使えます。

この簡単な操作でコピーでき、メモ帳など適当なところに貼り付けると、こんな感じに貼り付けできます。
Sheet2
Sheet3
もちろん、Excelに貼り付けることも出来ます。
この機能は目次や、マニュアルを作りたい時に重宝します。
あと、個人的には、それと横並びにある「フルパス名のコピー」機能もめっちゃ使います。

何がコピーされるかというと、ファイルの存在を示すパスです。例えばこんな感じ。
C:¥Users¥Eugene¥Desktop¥ブログ¥No.2宣言¥work¥RelaxTools¥Book1.xlsx
この機能は主に、社内のサーバー上に置いたファイルのありかを、メンバーに知らせたい時に使ってます。
これをコピーして、スタートボタンから「ファイル名を指定して実行」に貼り付けると、ファイルを開くことが出来ますので。
一行毎にセルを選択する
個人的にツボな機能なのが、セルを一行毎に選択してくれる機能です。
どういうことか言うと、任意のセル範囲を指定して、「一行毎にセルを選択する」を実行すると、こんな感じになります。

もともと選択していた部分の中が、1行置きに選択されている状態になっています。
この状態で、例えばセルの塗りつぶしをすれば、一行ごとのシマシマになるので、表を見やすくする時になんかに便利です。
あとは、データを1行おきに行削除したい時なんかにも使えますね。
こんなマニアックな機能作ってくれるなんて、かゆい所に手、届きすぎでしょっ!!
式や参照を値に変換する
わたしが割と頻繁に使っている機能をもう一つ。式や参照を値に変換するという機能です。
わたしの場合は関数を使って、作業をすることが多いですが、最終的に出来上がった表だけを相手に送付する場合などは、作業のために使ったシートを削除したり、そのためにセルから関数を削除して「値」に変換しておく必要があります。
RelaxToolsなら、一発で式や参照を値に変換できるんです。

まぁ、もちろん全てのセルをコピーして「値貼り付け」してもいいんですけどね。RelaxToolsのほうが早いし、間違えるリスクもないので安心して使えます。
全シートをA1にして上書き保存
さて、一通り作業を終えてファイルを保存するときですが、Excelの場合は、開いていたシートや、選択していたセルの位置もそのまま保存されるという特徴があります。
例えばExcelファイルを社外の人に送る場合には、全てのシートのセルをA1にした状態で保存しておくのが一つのマナーだったりしますよね。
RelaxToolsにはそれを一瞬ででやってくれる機能があるんです。

はい、これで一発で全てのシートがA1の状態で保存されました!
すげー、一瞬。これはわたしにとってはかーなーりー便利な機能です。ありがたやー。
シートの分割とマージ(統合)
それから、わたしはあんまり使ってないんですけど、使う人によっては間違いなく便利な機能。それがシートの分割と統合です。
シートの分割というのは、その名の通り、ファイルをシートごとに分割してくれる機能です。

例えば、新規のExcelブックを立ち上げたばかりの状態(ファイル名はBook1、シート名は、Sheet1, Sheet2, Sheet3の状態でこの操作をすると、

はい、こんな感じでファイルが分割されてバラバラになりました!ちなみに、分割されて別ファイルになりましたが、元のファイルはそのまま残されていますのでご安心を。
また、その逆にあたる機能が、シートのマージ、つまり統合です。
例えば、先ほどバラバラにしたシートを全て開いた状態で、「開いた全ブックのシートをマージ」を選択します。

すると、全てのシートが統合されて、一つのExcelファイルが作成されます。これすげー。
使う人にとってはマジで使えるじゃないでしょうか?
RelaxToolsのインストール方法、設定方法は?
今回は、わたしが頻繁に使ったり、便利だなぁと思うRelaxToolsの機能を7つ、紹介しました。
ですが、紹介したのは、ほんとにほんとに、マジでほんの一部の機能でしかありません!機能は全部で250以上あるらしいので、わたしもまだ、全部は把握できているわけではありません。
ぜひ、無料ツールなので、まずはインストールしてみてから、どんな機能があるのか、確かめてみることをオススメします。
というわけで最後に、RelaxToolsのインストール方法と設定方法です。といっても、超カンタンですのでご安心を。
まずは、Excelが起動している場合は閉じて、サイトからファイルをダウンロードします。
ダウンロードサイトへ→ RelaxTools Addin – 窓の杜ライブラリ
次に、ダウンロードされたフォルダを開き、「install.vbs」というファイルをダブルクリックして開きます。
すると、「インストールしますか?」というメッセージが表示されますので「はい」を選択して、「インストールが完了しました」というようなメッセージが表示されれば、それで完了です!(もしインストールがブロックされた場合には、ブロックの解除が必要。)
これでExcelを起動すれば、RelaxToolsのタブが追加され、既に250を超える様々な便利機能が使えるようになっていますので、まずはぜひ、色々とお試しあれ!
というわけで今回はExcelを使いこなしたいならまず使ってみるべき、最強の無料ツール「RelaxTools」の紹介でした。
他にも、Excelの便利技などもちょくちょく書いていますので、合わせてどうぞ。
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