共働き男性の家事分担率は8.4%?!男性の家事進出が進まない理由を考える

こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!

わたしは男性会社員で、共働き夫婦ですが、家事は妻と協力し合ってやっています。

でもまだまだ日本では、実態として男性(夫)の家事分担率って低いんですね。

そこで今回は、なぜ男性の家事進出が進まないのか?ということについて、わたしなりに考えてみました。

共働き世帯の、男性の『家事分担率』はどれくらい?

決していい子ぶりたいわけではありませんが、わたしは家事の半分以上を自分がやるという意識でいますし、時間は測っていませんが、実際もそこまでズレていないと思います。

そのように考えるのは、わたしも妻も、フルタイムで働く共働きだからです。

同じように外で働いているんだから、家のことも同じように分担してやろう、という極めてシンプルな理屈。他意はありません。

自分の仕事が忙しかったり、体調がよくないときは妻に甘えますが、逆に妻の仕事が忙しいときや、体調がよくないときは、極力わたしがやるようにして、お互いにバランスを取っています。

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個人的には、それが理想だと考えているのですが、家事の分担が極めてアンバランスになっている家庭も多そうです。

ちょっと気になったので、総務省の「平成23年社会生活基本調査」から共働き世帯の男女別の、家事・育児の平均時間を調べてみました。

(「10.世帯の家族類型,共働きか否か,行動の種類別総平均時間」より抜粋)

すると、共働き世帯の夫は1日平均で、家事に12分、育児に8分、合わせて20分を費やしています。

一方で、共働き世帯の妻は1日平均で、家事に188分、育児に30分、合わせて218分を費やしています。

つまり日本の共働き世帯における、男性の家事・育児分担率は、20÷(20+218)=8.4%という計算になりますね。

共働き男性の家事・育児分担率は8.4%!

えっ、8.4%?!…低っ!!!

もちろん、共働きでも男性のほうが勤務時間が長いことは鑑みる必要がありますが、それにしても思ったよりも低いですねぇ。

実際、日本は他の先進国と比較しても、夫の家事分担率が低いようです。

他の先進国では、夫の家事分担率は3~4割というのがザラ。「社会生活基本調査」(2011年)の国際統計から、夫の家事・家族ケアの分担率を計算すると、アメリカは40.0%、スウェーデンは38.3%、ドイツは35.3%、フランスは33.0%、イギリスは32.8%です(6歳以下の子がいる共働き夫婦)。日本は18.5%であり、大きく引き離されています。

このように、データで見ても、日本には、女性の社会進出は進んでいるのに、男性の家事進出・育児進出が進んでいないという現実があります。

長時間残業の陰に「早く帰る意識の低さ」

なぜ、日本では男性の家事進出が進まないのか?

先ほど同様に、「社会生活基本調査」のデータでみると、共働き世帯のうち、仕事に費やしている時間は、男性が439分、女性が262分(いずれも1日平均)と、開きがあります。

男性の439分は、1週間の平均なので、週に5日勤務に換算すると、1日10時間以上働いていることになり、この長時間労働が、男性の家事進出が進まない、大きな原因となっているように思えます。

男性の家事進出が進まない原因は長時間労働

ですが、それだけでなく、長時間労働が解消できない原因として、もう少し根源的な問題があるように思えるのです。

長時間労働が解決しない原因として、やらなければならない仕事量自体が多い、仕事の効率が低い、といった問題もある一方で、「早く仕事を終えて帰るという意識の低さ」も、取り上げるべき問題ではないかと。

つまり、早く帰る意識が低いから早く帰れない(帰らない)ケースも、多いのではないか?ということです。

日本人は他の先進国に比べて、アフター5を充実させる意識が低い、という話を聞いたことがあります。

以前読んだ書籍『フィンランド流 社長も社員も6時に帰る仕事術』の中にも、こんなエピソードが。

フィンランドの会社に転勤したばかりのころだ。私がある会議に出席していたとき、社長の携帯電話が、小さくなった。アラームをセットしてあったらしい。午後3時だ。社長は「時間が来たので、これで失礼する」と言って、腰を上げた。私は「きっと次の会議があるのだろう」と思った。だが、次の言葉にあっけに取られた。

「息子をサッカークラブに送っていかなければならないのでね」

ほかの幹部たちも、驚く風もない。それどころか、彼らも、また一般社員も、4時過ぎにはどんどん帰宅を始めてしまうのだ。6時にはもう誰も残っていない。

彼らは、平日でも当たり前のように、家で料理をしたり、家族と一緒に団らんの食事をしたり、映画やミュージカルを見に出かけたり、読書をしたり、週末に行うサイクリングのためにジムで汗を流したりするのだそう。

わたしも以前は完全な仕事人間だったので、忙しく夜遅くまで働いていることが、ある意味で快感のようになっていた時期がありました。

でも一度働き過ぎで体調を崩し、適応障害となって休職してからは、家に早く帰って料理をしたり、食事後に映画を見ることのほうが圧倒的に楽しいし、充実した毎日になるということに気づくことが出来ました。

家に早く帰って料理をするのは楽しい

それ以来、「早く帰る」意識を強く持つだけでも、ずいぶんと早く帰れるものだなぁということも同時に実感しています。

早く帰るための意識や工夫については、長くなりそうなので、また別の記事で改めて書こうと思います。

富士通コンピューターズ・ヨーロッパ元副社長の田中健彦氏が、フィンランドでの赴任経験を元に書かれた良著。早く帰りたいと思っている方には、オススメです。

では、今日も頑張らずに楽しんでいきましょう~!