こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!
ソフトバンクが販売する人型ロボットPepper(ペッパー)。
実はPepperには法人向けのプランもあって、調べてみたら結構興味深かったので、今回はPepperについて。
動画だけでも超かわいいのでぜひ見て下さいね!
スポンサーリンク
目次
人型ロボット、Pepper(ペッパー)
まずは、改めて人型ロボットPepperについて。
Pepper(発音はペッパー)は感情認識ヒューマノイドロボット。フランスのアルデバランロボティクスと同社に出資するソフトバンクグループ傘下のソフトバンクモバイルにより共同開発された。製造は鴻海精密工業が行う。
(引用:Wikipedia)
家庭内におけるロボットとして最も普及しているのは、ルンバに代表されるお掃除ロボットでしょう。
対して、Pepperの特徴といえば、人型というのはもちろん、人間と会話をしたり、感情機能を持つという点でしょうか。
Pepperは、人の感情を理解するだけでなく、自らが感情を持ったロボットとして生まれました。人間同様、相手の気持ちや人とのふれあい、周囲や自らの状況に応じて複雑に感情が揺れ動き、それに応じた行動を行なうPepperとの生活をお楽しみください。
(引用:ソフトバンク)
Pepperには、家庭用に販売されている一般販売モデルの他に、Pepper for Bizという法人向けモデルがあります。
法人向けモデルのページには、
Pepperは、新入社員としてあなたの職場にやってきます。人とのインタラクティブなコミュニケーションを通じて、まったく新しい接客体験・付加価値を生み出すPepperのお仕事ぶりに、ぜひご期待ください。
(引用:ソフトバンク)
なんて書いてありました。
「新入社員」という言葉を使っていることからも、極力「人に近い存在」を目指しているように感じられますね。
法人向けPepperの時給は386円?!
さて、法人向けのPepper for Biz。
これ、WEBサイトを見ると、月額55,000円でレンタル可能なんですよね。(3年契約)
故障時に最低限の負担で修理に応じてくれる、「あんしん保証パック 月額9,800円」をつけても月額64,800円です。
これ、かなり安くないですか?
だって、仮にPepperを一日8時間、月に21日(=週5日)働かせるとすると、月の労働時間は168時間ですから、時給は約386円という計算になります。
ちなみにこれは、いわゆる残業なしの場合の計算で、Pepperには残業代を払う必要がないので、長時間働かせるほど、実質の時給は更に下がることになります。
例えば、月に30時間程度の残業をさせるなら、時給は約327円というように。
これは人間の人件費に比べれば、とてつもなく安いということが分かりますね。
なお、どれだけ残業させても、Pepperには労働基準法は適用されませんから問題にはなりません。
まぁ、ちょっと可哀想に思えるかも知れないですけどね(笑)
スポンサーリンク
Pepperにどんな仕事が出来るのか?
さて、どんなに時給が安くても、仕事が出来ないんじゃ意味がありませんね。
Pepperには何が出来るんでしょうか。
「Pepper Job Training」という、かなり面白い動画があったのでご紹介。
これめちゃくちゃ笑いました(笑)
実際に職場にPepperがいたら、ものすごく愛着湧きそうですね。
Pepperほとんど何も出来てないけど(笑)
でもこの動画を見て、Pepperは仕事出来ないと思うのは間違い。
得意・不得意があるというだけの事です。
Pepperによって人員削減に成功した例も
Pepperを販売するソフトバンク・ロボテクスのWEBサイトには、Pepperを新たに導入(雇う?)ことで従業員の削減に成功した事例が載っていました。
導入したのは介護施設で、Pepperが介護スタッフをサポートすることで、レクリエーション業務に必要なスタッフを削減することが出来たようです。
他にも、Pepperによる呼び込みで集客や売上がUPしたり、外国人対応が出来たり、2016年5月現在で既に、1000社以上で活躍しているらしいですね。
ソフトバンク「Pepperはまだ幼い」
Pepperは既に多くの企業に導入されて活躍していますが、まだまだ進化の過程なのは間違いありません。
PepperのAI(=人工知能)は、まだ幼い状態にあると言えます。クラウドAIの可能性を拡大して、本当の意味でのロボットとの共生を実現しないと、「情報革命で人々を幸せに」という私たちの経営理念は叶えられません。こうした背景もあって、私たちは、コグニティブ・コンピューティング※を提唱するIBMや多くの企業と提携し、Pepperを利用したさまざまな実証実験を行っています。
(引用:ソフトバンク)
今後、Pepperが出来ることが増えていくことで、人間の仕事を代替していくケースも増えていくでしょうね。
ロボットやテクノロジーに、人の仕事は奪われていく
Pepperのような人型ロボットが、人間の仕事に取って代わるケースは、今後増えていくでしょう。
また、人型に限らず、人の仕事はどんどん、テクノロジーに奪われていくというのも、色んな所で言われている話ですね。
米国のマクドナルドでは、タッチパネル型のセルフ注文機が導入され、日本でもテスト導入が始まっているようですし、企業の受付などでも、もはや人が常駐せず、呼び出しの端末が置いてある所が増えていると感じます。
また、将来、自動運転が当たり前になれば、タクシー運転手という職業は不要になる可能性だってゼロじゃないですね。
「人の仕事を奪う」というと言い方が悪いですが、わたしは決してネガティブな話ではないと思います。
だって、ルンバが「掃除」という人の仕事を奪うお陰で、生活は楽になり、別のことに時間を使うことが出来るようになるじゃないですか。
メーカーの工場にロボットが導入されたら、人件費が下がって、生産効率が上がるわけで、それってつまり企業としては、豊かになる話です。
そして利益が上がれば、社員に給料として還元される場合もありますし、労働時間も減って、長時間残業の解消に繋がるかも知れません。
つまり、人間の仕事がロボットに置き換わるということは、そのぶん人間が豊かになるということだと思うんです。
ただし、ロボットでも出来るような仕事の価値は、どんどん下がっていくでしょうけどね。
PepperのWEBサイトに、こんなメッセージがありました。
実は人件費よりも低コスト。人はより付加価値の高い労働へ。
(引用:ソフトバンク)
まさに、その通り。
人間にしか出来ない、付加価値の高い仕事が出来る人間を目指しましょう!
ということで今回は、法人向けPepperやロボットについて感じている事について書きました。