こんにちは。お米大好きブロガーのユージーン(@Eugene_no2)です!
コシヒカリの系統で、農林水産省が音頭を取って開発したブランド米「ミルキークイーン」をご存知でしょうか?
先日、この「ミルキークイーン」をいただいたので食べてみたんですけど、これがかなり美味かったので、ご紹介したいと思います。
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目次
「ミルキークイーン」ってどんなお米?
コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまち、ひとめぼれ、つや姫…
お米の名前って、表記こそカタカナであっても、語感としては「和風」な名前が一般ですよね。
そんな中にあって、「ミルキークイーン」というお米らしからぬ「洋風」な名前。
名前からして外来種なのかと思いきや、コシヒカリの系統で、茨城県のつくば農業研究センターで生まれた、れっきとした日本のお米です。
しかも、農林水産省が「お米の新たな可能性を」と音頭をとった中で誕生したという、まるでエリートのようなお米なんだとか。
ミルキークイーンは、農林水産省の音頭の元に、大学、民間企業、公立の研究所などが協力しあって、これまでに育成された新種のお米の可能性をさらに拡大し、用途を広げようという計画(スーパーライス計画)の中で誕生しました。
(引用:ミルキークイーンの特徴)
ちなみに、「ミルキークイーン」という名称は、玄米が普通のお米に比べて、乳白色をしていることに由来しているそう。
「ミルキー」と聞くと、味をイメージしてしまいがちですが、由来は見た目だったんですね(笑)
ちなみに、この写真は玄米ではなく、精米したものなので、普通のお米と見た目はあんまり変わりません。
「ミルキークイーン」を実際に食べてみた
わたしの場合は、結婚式の引出物のカタログに「ミルキークイーン」が載っていて、前から興味があったので、頼んでいただいてみました。
「ミルキークイーン」の炊き方は?
「ミルキークイーン」もお米なので、基本的に炊き方は一緒ですが、炊くときに普通のお米よりも水の量を少な目にするのがコツ。
だいたい普段の水の9割くらいでOKです。
ただし、ミルキークイーンは粘り気が強いので、炊き上がったら、しゃもじで底からひっくり返すようにしないと、固まってしまうようなのでご注意を。
「ミルキークイーン」の特徴は?
実際に「ミルキークイーン」を食べてみて一番に感じる特徴は、何と言っても「粘り気」と「モチモチ食感」です。
ふだん食べているコシヒカリと比べると、もっちり感がとても強く、かなり粘り気があります。
実際、低アミロース米というらしいんですが、一般的なお米(うるち米)よりもアミロース(でんぷん)が少ないため、粘り気が強くなるんだとか。
ちなみに、もち米はアミロースがほぼゼロらしいので、「ミルキークイーン」は一般的なお米(うるち米)ともち米の中間と言えるかもしれませんね。
低アミロース米の品種としては、「ミルキークイーン」の他にも、「ゆめぴりか」が有名です。
また、これも低アミロース米の特徴でもあるんですが、冷めても硬くなりにくいので、「冷めても美味しい」というのも、特筆すべき特徴ですね。
「ミルキークイーン」が合う料理は?
「ミルキークイーン」はそのまま食べてもすごく美味しいので、和食なら比較的どんな料理にも合いそうです。
特に、「ミルキークイーン」は冷めても美味しいので、お弁当とか、おにぎりにするのも、かなりオススメです。
ただし、粘り気が強いので、チャーハンにするには向かない気がします。
あとは、スープカレーみたいな汁物も、べちゃべちゃになってしまうかも。
「ミルキークイーン」はどこで買えるの?
「ミルキークイーン」はまだそれほどメジャーな品種ではないせいか、あまりスーパーでは見かけない気がします。
一度、お米屋さんに置いてあるのを見たことがあります。
もし近くに売っているお店が無ければ、ネットで注文するのがいいと思います。
だいたいどこで買っても500円/kg くらいです。
お米って重いので、送料が多少かかっても、届けてもらったほうがラクですし。
わが家ももっぱらネットで注文です。
ぜひ気になる方は、試してみてください。
わが家では他のお米の品種も食べますが、ミルキークイーンもぜひストックしておきたいですね。
料理に合わせてお米を変えるのが理想なので。