こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!
新社会人の方は、初めての給料、いわゆる初任給をもらう頃ですね!
学生時代のアルバイトとは比べものにならない額が口座に振り込まれ、テンションが上がっている人も多いことでしょう。
今回はそんな新社会人へ、社会人8年目からの勝手なメッセージ(というか、おせっかい)。
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その給料はどこから出ているか?
新社会人のみなさん、1ヶ月間お疲れさまでした!
朝決まった時間に起き、慣れない通勤電車に乗って、1日8時間も働くなんて、結構疲れますよね。
そして初任給をもらった暁には、1ヶ月間頑張った甲斐があったー!って思う人もいるでしょう。
もちろん、初任給の使い道は自由です。
自分が好きなものを買ってもいいし、お世話になった人に恩返しをするのも素敵な使い方だと思います。
でも、これだけは理解しておいたほうがいい事。
それは、その給料は、どこから出ているのか?ということ。
もちろん、直接的には会社からもらっています。
でも、その給料の大元は、あなたの勤める会社の、お客さんのお金だということを、理解しておくべきです。
お客さんというのは、メーカーなら小売業者や消費者、企業を相手にビジネスしている会社なら、その取引先。
あなたの会社がお客さんに価値を提供し、その対価としてお客さんが支払ったお金の中から、あなたの給料が支払われている、ということです。
これは、ある程度年次を重ねた社員でも理解していない人も多いですが、ものすごく大事なことです。
その仕事は、その給料に見合う価値があるか?
会社員生活1ヶ月目。確かに大変だったでしょう。
でもね。あなたのこの1ヶ月にやった仕事を思い返してみて下さい。
あなたがもらったその給料の額ほど、会社に利益をもたらす貢献ができたと胸を張れるでしょうか?
初任給が20万円なら、お客さんに価値を提供し、会社に20万円の利益を生み出すだけの仕事が出来たでしょうか?
20万円の「売上」ではなく「利益」ですよ?
いえ、もっと言えば、会社は、給料以外にも福利厚生や、社会保険料などを負担していますから、30〜40万円くらいの利益を出せる貢献が出来て、初めて給料に見合う価値を生み出せている、ということになるんです。
ちょっとイヤな書き方をしてしまいましたが、もちろん、新入社員にいきなり、給料に見合った仕事が出来ないのは当たり前です。
でも、それなのに給料はもらえる。
なぜ給料がもらえるのかといえば、将来(もちろん、出来るだけ早い将来)、会社により多くの利益をもたしてくれる社員になることを期待しているからです。
確かに、学生時代のアルバイトは、働いた時間(拘束された時間)に対して給料をもらうものです。
ですから会社もその延長で、月に160時間もの労働時間の対価として、20万円の給料をもらえるものだと思いがちです。
でも、本質的には、1ヶ月頑張ったから支給された給料ではなく、これから早く戦力になって、会社に利益をもたらす存在になることを期待しての、前払い金みたいなものだと捉えるといいと思います。
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給料・年収=実力ではない
一つ前の章でも書いた通り、給料や年収というのは、必ずしも実力ではありません。
特に男性(わたしもそうでした)に多いと思いますが、年収ってやっぱり一つのステータスみたいに感じられるんですよね。
だから、年収が上がったり、人より多かったりすると、鼻高々になりがちです。
でも、特に新入社員や、数年経ったレベルで生じる年収の違いって、単に初任給の高い会社に入ったか、会社の業績がよくてボーナスが多かったか、残業が多かったかの違いでしかないですよね?
社会人としての実力によって、年収が高い、あるいは低いわけではないということです。
例え現時点で、年収が低い人であったとしても、実力(スキルや経験)があれば、転職市場で高値がつき、本当の意味で、実力で高い年収を得ていくことが出来ます。
逆に、初任給が多いだけ、残業が多いだけで、実力が伴っていないような人は、転職市場では値がつきません。
その場合、現状よりも低い給料でしか転職できなくなるのです。
もし、見せかけの年収を実力と誤解していると、見せかけの年収に合わせて生活水準を上げてしまいがちです。
そうなるともはや、給料が下がる転職に踏み出せず、会社から逃げ出せなくなります。
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これぞまさしく、社畜ですね。
実際、こういう人は結構多いと思いますよ。
ということで今回は、特に初任給をもらった新社会人の方に読んで欲しい「給料」についての考え方の話でした。
会社に対して額に見合う貢献ができなくても、一定以上の給料がもらえるというのは、裏を返せば、ものすごくラッキーなことです。
でもいつまでもそこに甘んじていないで、とっとと会社に利益を生み出せるような人物を目指すべきです。
そうすれば、辞められずに社畜になることもなく、仕事も選べるようになり、もちろん経済的にも豊かになっていくことが出来ますから。
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