国民投票は賛成/反対じゃなく5段階にしてはどうか?

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こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!

今回のイギリスの国民投票で、EU離脱派が残留派を僅差で上回る衝撃の結果となりました。

今回はそんな国民投票のやり方について思うこと。

賛成か反対か?二者択一の国民投票の問題点

今回のイギリスの国民投票を見ていて、この国民投票には大きな問題点があるなぁ、と感じました。

1票でも上回ったほうに決まる多数決

今回の国民投票の最終結果は、EU離脱派が51.9%で、残留派の48.1%。

結果はものすごく僅差ですが、多数決ですから、どちらかが1票でも上回ったほうに決まるのが現在の国民投票です。

投票出来るのは、賛成か反対かの二者択一

そして、わたしが問題だと感じるのは、投票できる選択肢が「賛成」か「反対」かの二者択一しかないということです。

誰もが賛成か反対か、意見がキッパリと分かれるわけじゃないですよね。

賛成の人の中にも、「大賛成」という人もいれば「どちらかもいえば賛成」という人もいるはずです。

でも現在の国民投票では、どちらも同じ1票で、重みが変わらないということ。

ここに問題があると思います。

重み(ウエイト)を付けた投票の導入可能性

そういえば、今回の国民投票の結果を受けて、EU残留派から、国民投票のやり直しを求める多くの署名が集まっているんだとか。

これってもしかすると、EU離脱の反対派は多くの人が、「強く反対」だったのかも知れません。

もし、この「強く反対」のように、一人一人の態度に重み(ウエイト)を付けることが出来れば、結果は逆転し、EU残留に決したかも知れないのです。

5段階の投票を導入してはどうか?

実は、一人一人の態度に重みを付けることは、それほど難しいことではありません。

例えば、賛成/反対の2択ではなく、

  • 大賛成
  • やや賛成
  • どちらとも言えない
  • やや反対
  • 大反対

の5段階にする、という方法があります。

そして投票結果を集計する際にはそれぞれ、

  • 大賛成(+2点)
  • やや賛成(+1点)
  • どちらとも言えない(0点)
  • やや反対(−1点)
  • 大反対(−2点)

を割り振り、その合計が0を超えていれば、「賛成」に可決、0を超えなければ「反対」に可決と判断できます。

国民投票をこの「ウエイト付き多数決」にすれば、例え賛成派と反対派が同数いたとしても、反対派の人のほうが、強い態度を持っているのであれば、国民の総意は「反対」ということになります。

そもそも多数決の目的はより多くの人がハッピーになること

そもそも、国民投票に多数決が採用されているのは、より多くの人がハッピーになるためです。

ずいぶん単純化した話ですが、例えば今回もしイギリスがEUから離脱すれば、ハッピーになる人と、アンハッピーになる人がいるわけですね。

で、ハッピーになる人のほうが多いなら、EU離脱に決定しよう、というのが多数決の考え方です。

一人でも多い意見を採用するのが多数決

でももし、国民の6割はちょっとずつハッピーになるけど、残りの4割はめちゃめちゃアンハッピーになるとしたら、それは国民全体としては、アンハッピーな決断になるかも知れません。

重みをつけた「ウエイト付き多数決」を導入すれば、それが起こりにくくなるはずです。

もちろん、5段階である必要はなく、真ん中を無くして4段階にしたり、あるいは7段階にするといったことも出来ます。

というわけで今回は、国民投票や多数決のやり方について思うことを書きました。

追記:ウエイト付き多数決について、導入する価値と方法について詳しくまとめましたので、合わせてどうぞ。

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多数決の仕組みって、正直イケてないと思うんです。 今回は改めて、わたしが勝手に提唱する「ウエイト付き多数決」の価値と、そのやり方…

では、今日も頑張らずに楽しんでいきましょう~!

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