一般職でワークライフバランスを実現したい、女子就活生に伝えたいキャリアの話

こんにちは。ユージーン(@Eugene_no2)です!

わたしはよく就活生の相談に乗ることがあります。

すると、男子学生だとあまり聞かない話ですが、女子学生だと就活の中で「一般職か、総合職か」みたいな話が出てくることがあるんですよね。

総合職でも活躍できるポテンシャルがあるのに、あえて一般職を選ぶ理由を聞くと、プライベートを充実させたい(ワークライフバランスを充実させたいというのが動機のようです。

マジか…。これからの時代、一般職でワークライフバランス」って相当リスクのある戦略だから、絶対にやめたほうがいいと思うんだけどなぁ。

今回はその理由について、書いてみようと思います。

※ちなみにわたしは、「ライフワークバランス」(ライフが先)が正しい言い方だと思ってますけどね。

この記事で言う「一般職」とは、正社員ではあるけども、総合職とは違い、仕事の内容や範囲が狭く、比較的定型業務の多い雇用形態のことを指します。

一般職と総合職の違いについては、こちらの記事が詳しいです。(総合職と一般職の違いとは?

一般職は確かに残業が少なく、早く帰れるので、一見ワークライフバランスを取りやすいようにも思えますが、そこにはいくつもの落とし穴があります。

一般職の仕事は近い将来、テクノロジーか外国人に奪われる

一般職の仕事というのは、言ってしまえば誰にでもできる仕事です。

そういう仕事って、近い将来、確実に消えてなくなっていくんですよね。

考えてみましょう。日本の人口はついに減少し始め、しかも今後急激に減っていくことが予測されています。

参考:日本人は「人口急減の恐怖」を直視するべきだ

では、人口が減ると何が起きるか。

まず一つは、人口が減る=消費が減るということですから、多くの会社で国内売上は下がるはずです。

それでも会社は利益を上げなければいけないので、自ずとコスト削減に対して今まで以上に目が向きます。

そしてそれは、カラーコピーをやめて白黒にしよう!とかそういうレベルの話ではありません。

会社のコストの中で、大きな割合を占めるのは、何と言っても人件費です。

じゃあ、人件費の中でどこを削るかというと、売上を作る部門、会社の成長に欠かせない部門の人材は削られませんが、一般職のような、売上を生み出さない、いわゆるコストセンター部門は、積極的にメスが入ることになるでしょうね。

一般職の代替になるものとして、考えられるのが、まず人工知能などのテクノロジー。

製造業の工場にロボットが導入され、工場の人員が職を失ってきたのと同じようなことが、今後オフィスワーカーでも起こっていきます。

オクスフォード大学で人工知能の研究を行うオズボーン教授は、人工知能やセンサー技術などのテクノロジーの進化によって、今後10~20年程度で、消えてなくなる職業というのを予測しています。

その中には、電話オペレーター、給与・福利厚生担当者、銀行の融資担当者、保険の審査担当者、簿記・会計・監査の事務員なども含まれていることからも、単純作業を行う一般職が、いかに未来のない、危うい仕事であるかが分かるでしょう。

仮にテクノロジーに仕事を奪われなかったとしても、一般職の仕事は、労働賃金の安い海外に仕事が流れる可能性があります。

現に、多くのコールセンターが海外に委託されています。それと同じように、一般職の仕事も、海外委託、あるいは低賃金の外国人労働者の受け入れが進むことにより、奪われていく可能性は高いですよね。

つまり、一般職の仕事は、今後確実にテクノロジーや外国人に代替がきく仕事であり、それはつまり、その仕事を奪われるか、奪われないくらい安い賃金で働くことになるかの二者択一ということになっていくでしょう。

一般職から先のキャリアは限りなく狭い

大学を卒業して、一般職でキャリアをスタートした場合、現実的に、その先のキャリアというのは限りなく狭いです。

分かりやすく言えば、年収をアップさせるような転職は、まず無理だということ。

それは「一般職だから転職できない」というよりも、「一般職に任される仕事では、他社から欲しがられるようなスキルは身に付かないから」という言い方のほうが正確ですね。

特に人口が減っていくこれからの時代、どの会社でも重宝されるのは、誰でもできる仕事をこなす人材ではなく、付加価値を生み出すスキルを持った人材です。

スキルを身につけ、市場価値を高めていくことが、今のキャリアアップの道なのです。

合わせて読みたい これからのビジネスマンの年収アップパターンをマリオで表現してみたよ | No.2宣言
これからの時代、ビジネスマンが年収を伸ばしていくためのパターンを、スーパーマリオを使って表現してみたいと思います。

総合職であれば、付加価値を生み出していく能力を培っていける可能性もありますが、一般職は現実的に厳しい道でしょう。

ワークライフバランスって、要するに仕事だけじゃなくて、プライベートも充実させたいっていう話ですよね。

プライベートを充実させるためには、ハッキリ言ってお金も必要です。

つまり一般職は、もとから総合職に比べて給与水準が低いのが特徴ですが、今後はテクノロジーや外国人との競争により、更に低くなる懸念もあるばかりか、転職によって給与をアップさせていくことも難しい、ますます八方塞がりの状態になっていくでしょう。

一般職の稼げない女はモテない?

そんな高収入や収入アップが見込めない中で、どうやってワークライフバランスを実現するのかと考えたときに、結婚で何とかするという話になるでしょうか。

しかし、あんまりオススメできる考え方ではありません。

なぜなら、これからの時代、稼げない女性よりも、稼げる女性のほうがモテるからです。

容姿とかを別にして、今の時代、男性が外で働き、女性が家事を・・・なんていうのが、現実的ではなくなっています。

とある記事に、女性が男性に求める理想の年収と、男性の現実の年収のギャップを分析した面白いデータがありました。要約は、

20代女性の57.1%は400万円以上を希望

→実際の20代男性は11.7%のみ。

30代女性の23.2%は600万円以上を希望

→実際の30代男性は5.8%のみ。(引用:結婚したい.jp

女性たちが思っているほど、男性は稼げていないんですよ。

多くの男性は、望むかどうかは別にして、結婚後、自分の給料だけで生活していくことが厳しいことを理解しています。

そうなってくると、男性がパートナーの女性にも「稼げる」ことを求めるのは必然です。

つまり、結婚という面においても、一般職は不利な立場となってくるでしょう。

それでも平均的な年収の男性と結婚した場合、男性の年収は25歳で350万円、30歳で441万円、35歳で503万円です。(参考:DODA

もちろんライフプランによって必要な年収は変わってきますが、男性の給料だけでは間に合わず、家計が火の車状態になり、結局女性も働かざるを得なくなる可能性が非常に高いでしょう。

特に結婚後も、ライフを充実させたいというのであれば、世帯年収を上げることが、明らかに近道。

よっぽど自分に自信があって、わずかしかいない高収入の男性をつかまえる自信でもない限り、一般職はオススメできませんねぇ。

ワークライフバランスはスキルによって目指す時代

よく、総合職でバリバリ働いていると婚期を逃すなんていう声も聞きますが、そんなことはあり得ません。

それはたぶん、婚期を逃した人の言い訳じゃないでしょうか(笑)

総合職でバリバリ働きながらも、プライベートも充実させている女性なんて、ごまんといますからね。結婚も言わずもがなです。

何より、これからの時代は、ワークライフバランスを求めようと思ったら、先にスキルを身につけるのが常套手段になると、わたしは考えています。

確かに残業時間の平均だけを見たら、一般職よりも総合職のほうが多いので、就職したての頃は、一般職のほうがプライベートを充実させやすいかも知れません。

しかし、仕事によって他社から欲しがられるようなスキルを身につけ、自分自身の市場価値を高めることが出来れば、仕事も、働き方も、どんどん自由に選べるようになっていくのです。

これは自分の経験から言っても、間違いありません。

詳しくは、こちらの記事にまとめていますので、ぜひどうぞ。

合わせて読みたい 転職によって理想のキャリアを築くために必要な考え方とは? | No.2宣言
今回は、転職を前提に、自分の理想のキャリアを築いていくために必要な考え方について。

というわけで、今回は「一般職でワークライフバランスを実現したい」と考える女子就活生に伝えたいキャリアのお話でした。

でも、そういう風に考える学生って、もしかすると「仕事=面白くないもの」という認識があるのかも知れませんね。

そんな人に読んで欲しい記事がこちら。

合わせて読みたい 大学生に「今が一番楽しい時です!」と言われたから仕事の楽しさをマジメに説いてみた | No.2宣言
別に負け惜しみとかそういう感情じゃなくて、純粋に、学生より社会人のほうが楽しいよなと、本気で思えているから。

では、今日も頑張らずに楽しんでいきましょう~!